クラスターテクノロジー(株)【4240】の掲示板 2017/05/24〜2017/07/07

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クラのＩＲ担当は【有機ＥＬの開発テーマは終了した】と微妙な言い回しをするが、開発した事実は認めているのだ。認めざるを得ないのは安達社長が【大手企業と協業して有機ＥＬテレビを開発している】との事実を公器であるラジオ番組で公表していたからだ。その後プツンと情報が完全に途絶えてしまったのは協業先から釘を打たれたからに相違ない。しかし、大手企業とはパナソニックでありクラのＰＩＪを使用しての印刷方式の開発であった事は明々白々の事実だ。クラが多大の時間と金と人を注ぎ込んで途中で開発を放棄する事は開発企業として有り得ない事だ。特に技術者であり社長である安達社長が陣頭指揮で開発を進めていた開発案件である。成功すれば新産業を創生すると言う社是を実現できる。技術の集大成と自負するＰＩＪの負けを認める訳にはいかないのである。有機ＥＬテレビの製品化に目途をつけた段階で中途放棄する事なんて到底有り得ない事なのだ。

コストダウンが課題となって残るだけなら解決に取り組むのが技術者として当然の成行きである。パナソニックはクラの同意を得てＪＯＬＥＤに開発成果を譲渡したがクラは引き続きコストダウンに取り組みＰＩＪの改善を進めて昨年9月に究極の完成版を出したのは其の為だ。同時に大量生産が可能なノズルの開発の特許を取得したのも昨年9月の事でＪＯＬＥＤが印刷方式による量産化試作に乗り出したも昨年9月だ。符合するかの様にクラの２Ｑだけが黒字を計上している。

昨今、クラは工業用プリンターと言う語句を使用し始めている。そして工業用プリンター向けの部品が好調と言い出している。ＪＯＬＥＤの印刷方式に関連しての事なのか否かは今後のＪＯＬＥＤの印刷方式よる生産開始の動向で判断できる。