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(株)電通グループ【4324】の掲示板 2016/03/24〜2016/10/09

わざわざ2億円ばかりの少額で、ここまで大げさに、この話題を出して来た意味は何だろうか?
報道では、大口先には、すでに先に謝罪している!というではないか。金額間違えの過剰請求は、たまに発生するのが商売の現実だ。額が大きければ、相手方も気づくので、たいていは気づかない少額になる。
その際は、丁重にお詫びして、返金をするのだし、事実そういう風に社会は動いている。
今回の違和感は、わざわざ、電通が、デジタル広告絡みとしてぶち上げ、自らの過剰請求を、電通がPRしているキライがあるということだ。2億円と言う少額ではインパクトがなかったのだろうか?社数は数百社で、少しでもインパクトを狙ったか。ここに狙いがあるのではないか?
つまり、他の中堅、中小広告会社のネット、デジタル広告でも、同じようなことが行われており、この問題を惹起することで、中堅・中傷を淘汰させようとしているのではないか?むろん、五輪前だからである。先にカミングアウトすれば、誠実さも演出できるし、最大手の電通が外されるリスクがない、とすれば、この問題を提起することで、業界として不正、過剰請求をしにくくする。中堅、中小の収益減を狙い、弱体化を狙う筋ではないのか。電通のような大所帯でなければ、中堅以下の広告会社など、財務は強固ではないし、もし同事例で、返金となれば、資金繰りも厳しくなろう。
電通は先にカミングアウトしたが、他は何も言わねば、逆に広告主の疑心暗鬼は募る。広告の発注先も厳しく選別する流れになるのかも知れない。ならば、先に自ら宣言した電通を選択するのが安全牌になってくる。私が広報部なら、そう思う。
こうして王者・電通が、この分野でも結局は、君臨する下地を作っている、あるいは作るように思えてしようがない。