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2017/09/22 19:30

 上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業でも約400社が最低投資金額10万円以下で購入できる。また、ネット証券の多くでは約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にある。具体的には無料や100円以下など売買手数料を気にせずに売買が可能となっている。

 最低投資金額が10万円以下の銘柄は小額資金で購入できるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散できるメリットがある。今回は、今期に経常最高益を見込み、かつ割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が15倍以下の銘柄を探った。

 下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期に経常最高益を見込む、(3)予想PERが15倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安な「お宝候補」32社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは22日現在)



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