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中外製薬(株)【4519】の掲示板 2017/07/20〜2019/06/12

22日 ロイター] - スイス製薬大手ロシュROG.Sの肺がん患者を対象とするがん免疫療法「テセントリック」と化学療法を併用する臨床試験で、患者の全生存期間(OS)をほぼ5カ月延ばす効果が確認できた。同社が22日、ミュンヘンで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO)の会合で発表したデータで明らかになった。

併用療法は非扁平上皮非小細胞肺がん(NSCLC)患者の全生存期間の中央値を18.6カ月に延長した。化学療法だけを受けた患者群ではこの期間が13.9カ月だった。

無増悪生存期間は併用療法を受けた患者群では7カ月だったのに対し、化学療法のみの患者群では5.5カ月だった。

ライバルの米製薬大手メルクMRK.Nの「キイトルーダ」に対抗したいロシュにとって、今回の結果は朗報となった。

ロシュのサンドラ・ホーニング最高医療責任者(CMO)は、今回のデータでテセントリックが効果的な療法であることが示され、均一ではないNSCLC患者や医師にとって新たな治療の選択肢となる可能性を示唆した。

今年上期のテセントリックの売上高は3億2000万スイスフラン(3億2080万ドル)だった。一方、キイトルーダの売上高はそのほぼ10倍の約31億ドル。

(ブルームバーグ): スイスのロシュ・ホールディングの「テセントリク」が、最も侵襲性の強い型の乳がんの一部患者の生存期間を延ばしたことが臨床試験結果によって示された。乳がんに対する免疫療法の効果が証明されたのは初めて。

  患者の腫瘍にある「PD−L1」と呼ばれるタンパク質の組織検査が、どのような患者が恐らくテセントリクの恩恵を受けられるかを示した。臨床試験では、PD−L1陽性患者でテセントリクと化学療法を併用した患者の生存期間は平均25カ月と、化学療法のみの患者よりも約10カ月長かった。

  がん免疫療法の利用拡大を目指す製薬各社にとって、今回の試験結果は手掛かりとなる。ロシュの医薬品事業部門責任者のダン・オデイ氏は、この患者グループ向けのテンセントリクの販売が、年間最大10億スイス・フラン(約1130億円)の売り上げをもたらす可能性があると指摘。「このデータは本当に驚くべきものだ」と述べた。

  
共に良いニュースだと思うが反応は全くないね。