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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2017/05/31〜2017/06/06

>>584

ひぐらしさん
こんにちは。
オプジーボに関するいろいろな情報がありますが、がん治療における主役であることに変わりないと私は思います。

米国を見ると、BMS社ではオプジーボをがん免疫治療のバックボーンとして位置付けています。(2017年1月  JPモルガン ヘルスカンファレンス資料)
自社のヤーボイなどとの併用はもちろんのこと、他社ともオプジーボを中心に併用剤開発に急ピッチで取り組んでいるようです。
ここ1年でも、2016年6月 Psioxus社、7月Abbvie社、ヤンセン社 9月Nektar社 11月インフィニティー社 12月シアトルジェネティクス社 2017年1月ヤンセン社 4月Apexigen社、トランスジェン社 5月Calithera社、Array Biophama社、Advaxis社などとオプジーボと併用剤の臨床などを行う契約締結を加速させています。
米国は、残念というかうらやましいとと言うか、良いと思えばどことでも手を組みスピーディーな開発をします。

一方、ひぐらしさんが仰るように、日本国内ではマスコミ、医療関係者などオプジーボの欠点ばかりを強調しています。武田、アステラス、第一三共など大手医薬品会社も厚労省を忖度してかオプジーボとの併用剤の研究をする様子が見られません。

しかし、オプジーボを開発した本庶博士がノーベル賞を取れば、国内医薬品各社があわてて博士、小野薬品との共同研究に動き出すでしょう。そして厚労省も総理の一声でオプジーボ利用促進策を発表するのでしょう。
そして、時すでに遅しでBMS社を中心に米国医薬品企業が多くの特許を押さえているのでしょう。