投稿一覧に戻る 小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2018/02/16〜2018/03/05 435 菜根譚の標榜人 2018年2月23日 20:22 【情報提供:転移性腎細胞がんに対するオプジーボ+チボザニブ併用療法、客観的奏効率64%を示す/ASCO GU2018より】 ★引用:2018.02.23 オンコロニュース ⇒ ttps://oncolo.jp/news/180223y03 2018年2月8日より10日までカリフォルニア州で開催されている米国泌尿器癌シンポジウム(ASCO GU2018)にて、転移性腎細胞がん患者に対する抗PD-1抗体薬であるオプジーボ+経口トリプル血管内皮細胞増殖因子(VEGF)受容体阻害剤であるチボザニブ併用療法の有効性を検証した第I/II相のTiNivo試験(NCT03136627)の結果が公表された。 TiNivo試験とは、転移性腎細胞がん患者(N=27人)に対して2週間に1回の投与間隔でオプジーボ240mg+28日を1サイクルとして1日1回チボザニブ1.0mgまたは1.5mgを21日間投与し、その後7日間休薬する併用療法を実施し、主要評価項目として最大耐用量(MTD)を検証したシングルアームオープンラベルの第I/II相試験である。 本試験の安全性プロファイルが評価可能であった13人の患者における主要評価項目である最大耐用量(MTD)の結果は下記の通りである。第I相段階ではチボザニブ1.0mgを投与した患者3人、チボザニブ1.5mgを投与した患者10人であったが、投与1サイクル時点で最大耐用量(MTD)を経験した患者は1人もいなかった。 一方有効性としては、少なくとも試験参加日より4ヶ月間チボザニブ1.5mgを投与した14人の患者における腫瘍縮小の評価可能であり、その結果は下記の通りである。部分奏効(PR)以上として定義された客観的奏効率64%、部分奏効(PR)+病勢安定(SD)として定義された病勢コントロール率(DCR)100%を示した。 以上のTiNivo試験の結果よりBernard Escudier氏らは以下のように結論を述べている。「VEGF阻害剤であるチボザニブ、抗PD-1抗体薬であるオプジーボの併用療法は両剤のフルドーズの投与量でも安全性、忍容性が確認されました。今後は抗CTLA-4抗体薬であるイピリムマブ(商品名ヤーボイ)を併用した3剤療法の有効性、安全性を臨床試験で検証する必要がある」。 【コメント】 全文をご覧下さい。奏効率64%は素晴らしい。 そう思う44 そう思わない1 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
菜根譚の標榜人 2018年2月23日 20:22
【情報提供:転移性腎細胞がんに対するオプジーボ+チボザニブ併用療法、客観的奏効率64%を示す/ASCO GU2018より】
★引用:2018.02.23 オンコロニュース
⇒ ttps://oncolo.jp/news/180223y03
2018年2月8日より10日までカリフォルニア州で開催されている米国泌尿器癌シンポジウム(ASCO GU2018)にて、転移性腎細胞がん患者に対する抗PD-1抗体薬であるオプジーボ+経口トリプル血管内皮細胞増殖因子(VEGF)受容体阻害剤であるチボザニブ併用療法の有効性を検証した第I/II相のTiNivo試験(NCT03136627)の結果が公表された。
TiNivo試験とは、転移性腎細胞がん患者(N=27人)に対して2週間に1回の投与間隔でオプジーボ240mg+28日を1サイクルとして1日1回チボザニブ1.0mgまたは1.5mgを21日間投与し、その後7日間休薬する併用療法を実施し、主要評価項目として最大耐用量(MTD)を検証したシングルアームオープンラベルの第I/II相試験である。
本試験の安全性プロファイルが評価可能であった13人の患者における主要評価項目である最大耐用量(MTD)の結果は下記の通りである。第I相段階ではチボザニブ1.0mgを投与した患者3人、チボザニブ1.5mgを投与した患者10人であったが、投与1サイクル時点で最大耐用量(MTD)を経験した患者は1人もいなかった。
一方有効性としては、少なくとも試験参加日より4ヶ月間チボザニブ1.5mgを投与した14人の患者における腫瘍縮小の評価可能であり、その結果は下記の通りである。部分奏効(PR)以上として定義された客観的奏効率64%、部分奏効(PR)+病勢安定(SD)として定義された病勢コントロール率(DCR)100%を示した。
以上のTiNivo試験の結果よりBernard Escudier氏らは以下のように結論を述べている。「VEGF阻害剤であるチボザニブ、抗PD-1抗体薬であるオプジーボの併用療法は両剤のフルドーズの投与量でも安全性、忍容性が確認されました。今後は抗CTLA-4抗体薬であるイピリムマブ(商品名ヤーボイ)を併用した3剤療法の有効性、安全性を臨床試験で検証する必要がある」。
【コメント】
全文をご覧下さい。奏効率64%は素晴らしい。