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鳥居薬品(株)【4551】の掲示板 2015/04/29〜2020/05/17

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ian***** 強く買いたい 2017年3月25日 11:36

24日のIR,小児(5~!2歳)への適応の申請は、小児科的にはビッグIRなんです。鼻炎はスギを始めとした種々の花粉をアレルゲンとする季節性の花粉症とハウスダスト(主として、家ダニの死骸)をアレルゲンとする通年に分類されるが、通年性の患者が多いと思われる。小児への適応が認められれば、鳥居の業績にとってかなり寄与すると思われる。そして、鳥居の狙いは喘息への適応(患者数は比較にならないほど多く、喘息治療薬の総額は多額のものになる。もし、喘息の舌下免疫療法が適応となり、世界に広まったら、ブロックバスターとなる事は間違いない)も視野に入れていると思われる。喘息はスギ花粉の様に単純な単一の抗原に対する反応と異なり、多様な要素が絡むが、かつて喘息患者への注射による脱感作療法が行われていた事もあり、適応が広がる可能性が多い。加えて、近年、アトピー性皮膚炎の原因として皮膚からのハウスダストの感作で、アレルギー反応が増強されているのではといわれるようになり、全てのアレルギー疾患にハウスダストが関わっている度合いが多く、舌下免疫療法がその適応範囲を広げていけば、完全にブロックバスターとなるのではと推論される。アレルギー疾患の複雑さから適応患者の選択が一番のネックになるが、ハウスダストの舌下免疫療法が広範囲のアレルギー疾患に適応となる可能性があり、そうしたら完璧にブロックバスターとなるなるであろう。2年間のスギ花粉症の舌下免疫療法はかなり良い評価となっている。ハウスダストの評価はまだ発表されていないが、期待されるところが多い。スギ花粉からハウスダストの舌下免疫療法が適応患者の選択という関門をクリアーすれば花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎と適応を広げ、完全にブロックバスターとなるであろうと推論する。