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NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 2017/09/22〜2017/10/17
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>>572
詳しい解説ありがとうございます。
サイトカイン有り、DNA有り、DDS有り、・・・・、で複雑で私の理解を超えています。
最近の解説動画は、中々手が込んでいますね。
なお、【インサイダーでも分からない!】は、面白く読まさせていただきました。
今後とも、よろしくお願いします。
なお、何故か、[このコメントは非表示対象です。]とあり、動画が関係しているのかも知れません。
cli***** 2017年10月5日 02:23
>>505
GEN-1 は以下のようなコンセプトだと思います。
①サイトカインの一つであるインターロイキン-12(IL-12)は免疫細胞を活性化して癌細胞をやっつける。
②しかし,癌患者にタンパク質の一種であるIL-12を直接投与すると強い副作用が生じる上に,効率も良くない。
③願わくば,タンパク質の一種であるIL-12を直接投与するのではなく,IL-12をコードする遺伝子を投与することにより,患者の体内でL-12遺伝子を効率良く発現させて,患者の体内で局所的にIL-12を生成させたい。そこで,目的遺伝子を発現させるベクターであるプラスミドにIL-12をコードする遺伝子を組み込んで,更にそのプラスミドをナノカプセル化したもの(これを名付けてGEN-1と言う)を患者に投与したところ,p1で好ましい結果が出た。
https://www.youtube.com/watch?v=sAoJOtZpwBY
こんな鮮やかな動画を見てしまうとなんだか成功が約束されたすんごい技術のように思ってしまいますが,現段階ではまだまだ仮説でございます。本当に患者に有効か否かはわかりません。
p1やp2での好結果なんぞ,バイアス・交絡による偽陽性である可能性が高いので,p3で化けの皮が剥がれてしまうことはどこのバイオでも日常茶飯事でございます。
「インサイダーでも分からない!」というくらいですから,げに難しきはバイオ賭博でございます。
ttps://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/031400018/092700041/?n_cid=nbpbto_twed