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NANO MRNA(株)【4571】の掲示板 2018/11/28〜2018/12/20

>>479

本試験のSponsorたるナノキャリア社が併用薬キイトルーダの薬代を負担するのは当然でしょうが,(ナノキャリア社とメルク社との間には,それ以上何らの法律関係も生じないと思っておりますので)それに加えて,キイトルーダの特許料まで支払う必要はないんじゃないかなと思っております。が,正確なところはよくわかりません。

CTサイトの「status」の【Unknown】のにつきましては,CTのGlossary(用語集)によれば,前回更新時から2年以上更新がないまま経過し,かつ予定治験終了時期も経過した場合には自動的に【Unknown】となるようです。したがって,【Unknown】になったからといって,それが直ちに「失敗」や「中止」を意味するものではないんじゃないかなと思っております。

「キイトルーダ併用試験にこれまでのNC-6004の治験結果が利用されているか」につきましては,わたしめには全くわかりません。おそらく,利用しているんだろうなと思いますが,実際に患者に投与が始まった段階,あるいは想定以上に患者リクルートが進んでいるということになった段階などで,その辺のところをからめて会社が説明会などでポジティブ大本営発表してくると思っております(実際の試験結果がポジティブなものになるかとは全く別次元の話ではありますが)。

後掲①記事によれば,「D-1/PD-L1をターゲットとした5つの免疫チェックポイント阻害薬について世界中で行われている1600以上の臨床試験のうち、併用療法の試験は7割程度を占めている」とのことであります。このうち検証試験でちゃんしたエビデンスを示すことができるのは何割くらいになるのでしょうか?

後掲②動画によれば,国立がん研究センターの藤原康弘先生がマスコミなどで話題の「光免疫療法は、(現時点では)、動物実験レベル」と手厳しいです。なんにせよエビデンスは大切でございますね。