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カルナバイオサイエンス(株)【4572】の掲示板 2017/07/22〜2017/08/03

猛暑の中の妄想だが、やはりどう考えてもNCB0594の導出が近く控えている気がする。
先般の増資の内容は以下のとおり。今は平成29年7月。
① 開発化合物の前臨床試験 1,000 百万円
平成 30 年1月~ 平成 31 年 12 月
② 開発化合物の臨床試験実施(第 I 相試験) 500 百万円
平成 31 年1月~ 平成 32 年 12 月
③ 新規パイプラインの創製及び導入 873 百万円
平成 30 年1月~ 平成 32 年 12 月

上記からざっくり予測されることは
1.平成30年期創薬研究開発費791百万円(①/2+③/3)+α
2.平成31年期創薬研究開発費1,041百万円(①/2+②/2+③/3)+α
3.②臨床試験実施(第 I 相試験)はNCB0846が対象
どうしても気になるのが1.および2.の研究開発費を計上した場合の経常利益。
増資によって資金はあるものの、当り前だが経費が発生すればP/Lに損失勘定として計上される。
カルナの決算関連の数値は次のとおり。
・平成28年期決算実績
創薬研究開発費513百万円、導出一時金98百万円、経常利益▲414百万円

・今期平成29年期決算見込み
創薬研究開発費587百万円、マイル受領440百万円、経常利益+36百万円

従って、トレンドから平成30年創薬研究開発費791百万円だとすると導出一時金・マイルで最低700百万円以上、平成31年は1,000百万円以上をゲットしなければ黒字は困難と考える。
もはやシエラのマイル云々ではカバーできない。
メリルリンチが大赤字連発の株価ダダ下がり見込みで23億円以上もの増資を引き受けることは絶対にありえない。
彼らは増資を引き受けるにあたり、カルナのパイプラインビジョンのプレゼンから何かを確信したに違いない。
であれば、どうしてもNCB0594の高額導出⇒マイル受領が成立すると考えざるをえない。
2月発表の中期経営計画は増資IR以降も変更されていないが、当該計画には元々平成30年以降の数字は示されていないのでそのままなのは仕方がない。
しかしカルナも、23億円もの増資を発表するなら翌期以降の決算収益の影響、寄与等について言える範囲でもいいから投資家に対して説明があってもええのと違うか?
このへんについて、明日にでもカルナに聞いときます。