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大幸薬品(株)【4574】の掲示板 〜2015/04/28

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rwf***** 強く買いたい 2014年3月21日 00:02

<多剤耐性菌>国立病院機構大阪医療センターで23人死亡

毎日新聞 3月20日(木)22時32分配信



 国立病院機構大阪医療センター(大阪市中央区)で2010年以降、抗生物質が効きにくい多剤耐性菌が多くの患者から検出された問題で、同センターは20日、感染患者114人中23人が死亡し、うち2人は感染が原因だった可能性があると発表した。楠岡英雄院長が18日の問題発覚後初めて記者会見し、明らかにした。

 発表によると、センターは10年7月、多くの種類の抗生物質を分解する「メタロ・ベータ・ラクタマーゼ(MBL)産生腸内細菌科」の菌の検査を始め、同月に最初の感染者を確認した。院内感染の予防を強化したが検出が続き、12年11月に敗血症で死亡した60代女性の血液からこの菌を検出。13年5月にも死亡した70代女性から検出し、2人とも感染と死亡との因果関係を否定できなかった。2人はがんや肺炎を患い、これらの菌に効く抗生物質はあったという。

 昨年末までに患者107人から検出されたが、複数の病棟にまたがり、菌が7種類あったため、センターはアウトブレーク(集団発生)とは考えなかった。今年1月、大阪大病院に相談し、現在は大阪市保健所や国立感染症研究所の指導を受けて対策を取っている。

 患者114人(20日現在)は20~90代の男女。約3分の2に感染の症状はない。外部調査委員会が、菌の遺伝子や感染経路を調べているという。

 日本では、MBL産生腸内細菌科の菌の検出例は少ない。健康な人に感染しても影響はないが、病気などで免疫力が低下すると敗血症などを起こす恐れがある。楠岡院長は「患者に不安を与えることになり、心からおわびする」と謝罪した。

 問い合わせはセンターの専用電話(06・6942・1511、午前10時~午後4時)へ。【根本毅】