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シンバイオ製薬(株)【4582】の掲示板 2017/09/15〜2017/10/31

【2017年ノーベル化学賞を予想する】
~がん治療における新たな概念の発見~

がん治療における高分子薬物の血管透過性・滞留性亢進(EPR)効果の発見
前田浩 一般財団法人バイオダイナミックス研究所
松村保広 国立研究開発法人国立がん研究センター

前田先生と松村先生が初めてEPR効果の報告をした論文は、世界中で多くの研究者
たちが自分の論文に引用しました。
これは、新しい研究分野を作り出したことを意味します。
その引用回数の多さから、2016年に「トムソンロイター引用栄誉賞」に選ばれました。
世界のがん研究と私たちが受ける医療にいかに大きなインパクトを与えているかが
分かります。

【EPR効果とは】
今回、ご紹介するEPR効果(enhanced permeability and retention effect:血管透過性・
滞留性亢進効果)の原理を使うと、抗がん剤を以下のようにできます。
どちらも抗がん剤の副作用を減らすために大変に重要なことです。
① 抗がん剤をほぼ狙ったがん組織だけに送り込む
② それもできるだけ長時間にわたって患部にとどまり続ける=大量に投与する必要がない

上記において、話題になるのは間違いないでしょ♪