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ペプチドリーム(株)【4587】の掲示板 2017/07/27〜2017/08/03

今年1月の日経記事から一部抜粋↓

東工大、川崎にIT創薬の拠点 AI活用し創薬ベンチャーと共同開発
2017/1/7 7:00日本経済新聞 電子版

 東京工業大学は9月、生命科学の企業や研究機関が立地する川崎市の殿町地区に、情報技術(IT)を駆使した医薬品の研究拠点を開設する。同大学のスーパーコンピューターを活用し、膨大な物質の中から医薬品の候補物質を選び出すIT創薬に取り組む。創薬ベンチャーのペプチドリームとは次世代の創薬技術である「中分子創薬」の共同研究を本格化する。

////////////中略/////////////////
 
 従来の創薬は候補となる化合物のすでに知られた特性を踏まえる程度で、薬効は生きた細胞や動物で実験を重ねるしか調べる方法がなかった。IT創薬ではたんぱく質と化合物の結合を詳細にシミュレーションして、薬剤候補となる化合物を高速に絞り込むことで、創薬期間の短縮や実験コストの削減につなげることができる。

 東工大は今夏、スパコンの性能を国内トップ級に引き上げる計画。秋山泰教授らはファクトリで、バイオインフォマティクス(生物情報科学)やシステム生物学など最先端研究の成果を基に、スパコンを使って生物の複雑な構造や作用を解明する。

 8月にも本社を東京都内から殿町に移転する予定のペプチドリームとは、分子量が500~2000程度で自然界にある抗体や核酸、アミノ酸が2個以上結合したペプチドなどの特性を持つ中分子薬を共同で研究する。中分子薬は狙った標的のたんぱく質と結合しやすく薬効を的確に発揮する次世代薬として世界的に注目されている。

 東工大とペプチドリームは最先端の研究に取り組むとともに、薬として売り出す実用化でも世界のトップを走る考えだ。殿町ではこのほか川崎市と連携協定を結んだ慶応義塾大学が2016年4月にタウンキャンパスを開設するなど産官学の連携が進んでいる。