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パーク24(株)【4666】の掲示板 2016/08/29〜2017/05/04

メルマガでパーク24 が分析されていました。無料版の一部を紹介します。よく分析していますね。3000円以下で買った方は将来非常に楽しみですね。

【バフェットの眼】2017_03_16 パーク24は伸び続けるのか?

日本の人口は減っている。
人口が減れば、一人当たりが所有する土地は増えるし、
地価は下落するし、建物なんて死ぬほど余る。

だから、アパートの家賃はどんどん低下するし、
車を集社するスペースは山のようにある。

本当だろうか?

少なくとも、今の日本ではそうでもない。
東京で車を所有するには、車以上に、その置き場所に莫大な料金がかかる。

また、車で出かけた先の駐車場でも料金がかかる。

そう考えれば、使いたいときにだけ車を使用するレンタカーであれば
効率はいい。

そんな需要にこたえることができているのがパーク24だ。

レンタカービジネスも駐車場ビジネスも好調だ。成績を見てみよう。

パーク24は海外にも進出しているが、まずは日本から考えるのが適切だろう。

日本全体の駐車場売り上げを考える時、必要となる数字は、

1.自動車保有台数[台]
2.利用頻度[回/年]
3.利用時間[時間/回]
4.値段[円/時間]

である。

まずは、1.自動車保有台数[台]を考えてみよう。

自動車検査登録情報協会によれば、自動車保有台数は、
77,916,289台である。

このうち、特殊用途などの車両は170万台でそこまで多くない。
1人で何台か所有している人やタクシーなどの駐車場を利用する
可能性が低い車両も考えて、7000万台と置こう。


次に利用頻度である。[回/年]
私の場合は、2回/月使えば多い方だが、営業の人間で、
もっと多い人はいるだろう。
20回/月の人もいるとしよう。
(1日2,3回停め直すこともあるだろう。)

平均すると、10回/月くらいだろうか?

これは大雑把な数字である。
もし、数字が改善できるなら改善したい箇所だ。

続いて、3.利用時間[時間/回]であるが、
飲み会などであれば、3時間/回くらいであろう。

こちらにしても、あまり時間がかかるようであれば、月極の駐車場を
選択する方が合理的となる可能性が高いので、このくらいだろう。


続いて4.値段だが、これは地域差が大きそうである。

1時間630円の高額な場所から1時間100円という安価な場所もある。
これも大雑把だが、200円/時間と設定しておこう。

さて、これらを掛け合わせると、駐車場業界が得ている料金の
ざっくりの売り上げが出るはずである。

7000万台×10回/月×3時間/回×200円/時間=420,000,000,000

だいたい、4200億円程度のビジネスではないか?と想定がつく。

今後、パーク24の運命を予測する際には、

1.自動車保有台数[台]
2.利用頻度[回/年]
3.利用時間[時間/回]
4.値段[円/時間]

という、数字が、どのように動く効果があるのかを考えて
ニュースを見ていく必要がある。

_Q1:その企業は消費者独占力を持っているか。

パーク24は大きく2つの事業があります。

それは、駐車場事業とモビリティ事業があります。

売り上げは、

駐車場事業 :1,422億41百万円
モビリティ事業 : 523億円
となっています。
さらに、営業利益は、
駐車場事業 : 249億80百万円(営業利益率:17.56%)
モビリティ事業 :  44億57百万円(営業利益率:8.5%)

となっています。

パーク24のシェアは、駐車場台数で考えていけば、31.8%を占めています。

十分な量の駐車場台数を持っていますね。

_Q3:その企業の製品・サービスは20年後も陳腐かしていないか。

陳腐化している可能性は低いと思います。

例えば、自動車が完全に自動運転化されても、
自動車を所有している限り駐車場は必要となります。

そうなると、自動運転で自動車の利用は便利になりますので、
むしろ駐車場の利用も促進されると考えられます。

また、自動車が所有されなくなる時代も考えられますが、
そうなれば、自動運転自動車を置いておく場所が必要になります。

当然、その時も駐車場が必要になるわけです。

というか、どちらかというと、パーク24が自動運転化タクシー会社
を運営する根っこを所有しているように思います。

そう考えたら、ビジネスは陳腐化するというよりも、
進化する可能性があるように思います。

そして、その可能性をモビリティ事業で探っているように思います。