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楽天グループ(株)【4755】の掲示板 2018/09/05〜2018/09/09

日経電子版より、一部抜粋↓既出だったら、スルーしてください。

5Gインフラ、はや争奪戦
携帯基地局、三菱電が高速設備 中国勢の壁、新興企業も
2018/9/5付
日本経済新聞 朝刊

楽天が採用か

 「楽天が新興の基地局メーカーを採用したのではないか」。8月上旬、通信業界の関係者の間でこのような情報が飛び交った。楽天は「採用したメーカー名は公表しない」とするものの関係者によると楽天はノキアに加えて、米アルティオスター・ネットワークスという企業をパートナーに選んだもようだ。
 アルティオスターは11年設立の新興企業。日本では無名だが、基地局のあり方を変える存在として世界で徐々に存在感を高めている。
 携帯電話の基地局には大きく分けて2つの機能がある。無線信号の処理と、無線信号の送受信だ。2つの機能はこれまで同じメーカーの機器で統一する必要があった。それに対しアルティオスターは一般的なサーバーを使って信号を処理する仕組みを構築。専用設備を使わずにすむため基地局のコスト削減につながる。
 楽天はNTTドコモやKDDIなど携帯大手3社と比べて大幅に安い6000億円を下回る金額で全国をカバーするネットワークを作るとしている。その背景にはこのような新興企業の技術の採用があるようだ。
 この分野にはアルティオスターのほか、米マベニア・システムズやイスラエルのASOCSなど、続々と新興企業が参入している。アルティオスターは韓国の携帯大手SKテレコムと基地局を一般的なサーバーで動作させる実証実験を進めるなど、世界市場で実績を積みつつある。
 飛ぶ鳥を落とす勢いだったファーウェイですら新興企業から追われる立場となりつつある。さらに厳しい日本勢も自動運転やIoTなどのサービスと組み合わせるなど、戦略の転換が求められる。
(堀越功、増田有莉)