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富士フイルムホールディングス(株)【4901】の掲示板 2018/09/28〜2019/04/05

エーザイのBAN2401の後追いとなってしまったが・・富士フイルムも見逃せない!!!
  BAN2401のターゲットはアミロイドβ!
    BAN2401は早期アルツハイマー病856人を対象とした臨床第Ⅱ相試験(201試験)を終えたところ
     ・・・結果は、まずまずみたいだ!!

T―817MAのターゲットはタウ!
    早期アルツハイマーなら、今度はいけるかも??




日本経済新聞 電子版 (2018/11/26 18:27)より
アルツハイマー病薬を欧州で治験 19年春にも

富士フイルムホールディングス(HD)は2019年春、欧州でアルツハイマー病の発症を遅らせる薬の臨床試験(治験)を始める。
原因たんぱく質「タウ」の減少を狙う薬で、23年ごろの販売承認申請を目指す。
認知症患者は50年に世界で1億5千万人超と現在の3倍に膨らむ見通し。
患者が自立して暮らせる期間を延ばせれば、本人や周囲の負担を減らせる。

アルツハイマー病は原因物質が脳にたまって神経細胞が死ぬ病気。
認知機能が低下してアルツハイマー病と診断される前に「軽度認知障害(MCI)」と呼ばれる段階があり、今回の治験はこの患者を対象にする。
傘下の富士フイルム富山化学が開発した「T―817MA」を投与し、安全性や有効性を確かめる。

同薬は別の原因物質「アミロイドベータ」を減らす可能性があることも動物実験で分かった。
脳内の免疫細胞が原因物質を食べているとみられ、ヒト由来のiPS細胞を使った実験でも同様の効果がみられるという。

T―817MAはアルツハイマー病治療薬として日米で先行して治験を始め、米国で中間段階の第2相治験まで進んだが、主要な評価項目を達成できなかった。
ただ、タウが減ったことと、発症から2~3年の患者に限ると認知機能の低下抑制を示したことから、発症を遅らせるのに有効とみて新たに治験を始める。