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富士フイルムホールディングス(株)【4901】の掲示板 2018/09/28〜2019/04/05

M&A、当たり前のこと:

・今、儲かってる会社は高い。
・今、くすぶっている会社は改善余地がある。
・参入が相次いでいる業界は成長業界であると同時に過当競争業界。
・大切なのはEBITDAであり、買値ではない。

以上から考えて、
医薬品業界M&A連発が絶対的正解とは言い切れない。
同時に、米ゼロックス買収が間違っているとも言い切れない。

古森会長を信じるべきだ。
疑うなら売ればいい、株主を止めればいい。

  • >>545

    古森会長の決断/交渉姿勢を支持する。
    でなかったら、株主を辞めている。
    以下、参考まで。古森会長と対談したこともある産業再生のプロ。

    冨山和彦氏 名言集1:

    変わることができた会社にはチャンスが広がるけど、
    変われなかった会社は消えていくだけ。
    そういうことを腹を据えてトップが決断できるかどうか。

    従来と違った決断をするんだから不調和な部分が出るのは当然。
    それでも、トップは決断しなければならない。
    それができるか、できないか。

    労働生産性が低いということは、改善の余地が大きいということ。
    当たり前のことを当たり前にやるだけで、高い成果を出せる可能性がある。

    トップダウンで決めたことを会社が受け入れられる土壌は
    つくっておかないといけない。
    細かいアジェンダはボトムアップで決めていけばいいけど、
    大事な意志決定はトップがやるのは当然。

    絶対に譲れないものをはっきりさせないで交渉していると、
    途中から交渉をまとめることが目的になりやすい。

  • >>545

    549に続いて
    冨山和彦氏名言集2:

    これだけ社会環境の変化が激しく、破壊的イノベーションが次々と起きて、
    強力な競合他社が生まれてくる中では、リーダーはかなりシビアな意思決定をして
    その結果を背負わなければなりません。

    全社的視点から合理的に見て正しいと思われることが、
    実は組織の構成員にとって必ずしも喜ばしいものではないことは多々ある。
    したがって、組織のリーダーにとって、抵抗がないほうがおかしい。
    組織の全構成員が賞賛するような改革は、絶対にありえない。
    つまり、改革を試みて抵抗がなかったということは、
    本質的には何もやっていないことと同じなのだ。

    自分たちは世界のモノづくり企業のどこに位置するのか、
    そこで本当に持続的に通用する自分たちの強み、
    すなわち「稼ぐ力」の源泉は何なのか、全力を尽くして情報を集め、
    徹底的に突き詰めることからスタートする必要がある。

    日本の電機メーカーでも利益を上げている部門や事業には共通点がある。
    部品点数が多くて、メカトロニクスで、熱力学がかかわっている。
    いわばアナログの世界であり、白モノ家電や、住宅設備機器などがそうだ。
    気象環境によって耐久性が異なるうえ、熱を加えたり水を使ったりとある種、
    過酷な使い方をする。メカですから、いつかは部品が磨耗し、
    熱変性を起こして壊れる。
    こうした分野では、蓄積された連続的なエンジニアリング技術の差を
    なかなか埋められない。ローテクっぽく見えるもののほうが、
    意外にテクノロジーとしてはるかに奥が深い。
    ですから白モノはよその国から入ってくるのが難しい市場であり、
    ディフェンスの障壁が作れる産業です。