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荒川化学工業(株)【4968】の掲示板 2015/04/28〜2020/10/21

【決算】 荒川化、今期経常を6%上方修正【連結】
業績修正 PDF
 荒川化学工業 <4968> が1月26日大引け後(17:10)に業績修正を発表。18年3月期の連結経常利益を従来予想の49億円→52億円(前期は53.1億円)に6.1%上方修正し、減益率が7.8%減→2.1%減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の32億円→31億円(前期は34.1億円)に3.1%下方修正し、減益率が6.3%減→9.3%減に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の20.5億円→23.5億円(前年同期は28.3億円)に14.6%増額し、減益率が27.5%減→16.9%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  粘接着剤用樹脂や機能性材料などの需要が好調に推移したことや為替の影響などにより、売上高、営業利益、経常利益ともに前回発表予想を上回って推移しております。しかしながら、平成29年12月1日に富士工場にて発生しました爆発・火災事故につきましては、関係ご当局および社内の調査委員会により、事故原因等を調査中であり、また、一部の生産設備は操業を停止している状況下、補償、撤去等に係る費用ならびに販売を含めた事業への影響を合理的に見積もることは困難な状況でありますが、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づき、当該事故の業績への影響を見通しましたので、最近の業績動向を踏まえ、業績予想を修正いたします。2.富士工場における爆発・火災事故に係る業績への影響額見通し(1)事故の概要平成29年12月1日に富士工場の印刷インキ用樹脂製造棟において発生しました爆発・火災事故を受け、関係ご当局により原因等を調査中ですが、当社でも調査委員会による事故原因の究明と対策を全力で進めております。(2)業績に与える影響額の見通し 操業を停止している施設の稼働時期、補償、撤去および復旧などに係る費用、販売を含めた事業への影響額および保険収入を合理的に見積もることは困難な状況でありますが、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づき、当該事故が平成30年3月期の当社の連結業績に与える影響額の見通し(税引前)を、合計6億50百万円程度と予想しております。なお、影響額の見通しは、本資料発表日において入手可能な情報および将来の不確実な要因に係る仮定を前提としているため、今後変動する可能性があります。(平成30年3月期通期連結業績への影響額の見通しの内訳) 営業利益  △250百万円  生産・販売量の減少および代替品の調達による損失特別損益  △400百万円  補償、撤去等に係る費用、事故に起因する生産設備停止に伴う固定費および保険収入等合   計  △650百万円(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。