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昭和シェル石油(株)【5002】の掲示板 2016/07/27〜2017/12/11

①出光は、株の持ち合い/相互出資を断念。
②公正取引委員会の許可が下りそうなので、RDSから昭和シェル石油の株式を年内入手。

ということは、当初の予定通り昭和シェル石油が出光興産の子会社になるということ。
これならば、出光創業家は出資比率が維持できるから、協議を再開するかもしれない。
昭和シェル石油経営陣の、対等合併という幻想は消え、出光興産に買収されることになるが…。
これが資本の論理か。

  • >>369

    子会社化と買収を混同されてませんか?

    出光がRDSから譲り受ける33%弱では買収にはなりません。
    子会社化できないこともないですが、議決権(50%)をもたないので効果は希薄です。

    出光が昭和シェルを買収するには51%以上の株式取得。
    あと18%が必要です。
    出光はRDSからの株式譲渡契約で1700億。これも劣後ローンで調達するという厳しい状況。
    当然50%以上するにはTOBですが、さらに(ざっと見積もって)800億の調達が必要。
    果たして自己資本比率20%・有利子負債9000億弱の出光は、その800億をどう調達するのでしょうか。
    自己資本を切り崩せば自己資本比率が危険水域に突入ですし、さらに負債(銀行が貸すかどうかは別にして)を増やすということもまずいのでは?
    増資すれば、出光株主の反発は免れないですし(特に大株主は)。

    買収(TOB)となれば、ここの株主は諸手を挙げて喜ぶでしょうけど。

    結局のところ、財務が芳しくない出光がシェル買収するのはかなりハードルが高いです。
    出光経営陣は自らのお財布事情を厳しくしてまで買収する価値がないから、統合を望んでいたのではないでしょうか。
    で、創業家さんがお怒りになっているんですよね。

    お金を持っていない人(企業)は、モノ(企業)を買えない。
    これも資本の原理です。