ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

ビーピー・カストロール(株)【5015】の掲示板 2015/04/29〜2022/03/25

中期5ヵ年計画(2018~2022)の内容を見て呆れました。

【2017年12月期実績】
売上高:12,641百万
経常益:2,994百万

【2018年度当期予想】
売上高:12,236百万
経常益:2,155百万
自動車用潤滑油市場(700,000KL)の占有率:3%

【2022年度目標】
売上高:13,645百万
経常益:2,883百万
自動車用潤滑油市場(700,000KL)の占有率:5%

今回発表された中期5ヵ年計画は、2022年の売上高目標は2017年実績比の107.8%で
経常益目標は2017年実績比の96.3%の増収減益となる。

BPカストロールの自動車用潤滑油市場(700,000KL)のボリュームを推測すると、
現在3%の占有率であれば700,000×0.03=21,000KLである。
目標占有率5%でボリュームを推測すると700,000×0.05=35,000KLである。

2018年度当期予想の売上高:12,236百万から21,000KLを割ってKL単価を算出すると
12,236,000,000÷21,000= 582,667円/KLである。
経常益:2,155百万から21,000KLを割ってKL単価を算出すると2,155,000,000÷21,000
=102,619円/KLである。

占有率5%を達成したら売上高の推測は582,667×35,000=20,393,345,000で経常益の
推測は102,619×35,000=3,591,665,000になる見込みです。

2022年の目標売上高から占有率を算出すると13,645,000,000÷582,667=23,418
23,418÷700,000=3.3%と推測する。

以上の事を検証すると、2022年度の経常益は2017年12月期の実績を下回り、占有率
5%も当初計画からして無理で、いい加減な中期5ヵ年計画である事がわかる。

BPのホームページのIRで5年前の中期5ヵ年計画を見る事ができるが、内容は今回と
代わり映えなく、結果は未達成である。
占有率も3%から5%にすると毎度同じで、本当にシェアを伸ばそうと思っているのか?

こんな内容の中期5ヵ年計画(2018~2022)しか考えられない経営陣は、パワハラ訴訟で
敗訴したら退陣するしかないね!