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東北特殊鋼(株)【5484】の掲示板 2015/04/29〜2022/02/01

おばんどす🤗

じわじわと上昇💕

これをEV車に使えたら軽くなるかな🎉

『東北特殊鋼はセンサーの電源などに活用できる振動発電用の新材料を、東北大学などと共同で開発した。振動を加えると発電する「磁歪(じわい)材」で、従来よりも壊れにくく、コストも10分の1以下に低減できる見通しだという。昨年から自社工場での試験採用や製造業者らへのサンプル出荷を始めており、現在の材料の置き換え需要を狙い、センサーを製造する電子機器メーカーなどへ売り込む。
 磁歪材は振動により発電するための材料としてこれまでも使われてきた。主に鉄とガリウムを原料にするが、ガリウムが高価なために振動発電普及の障害となっていたという。さらにもろいため、加工もしにくかった。
 東北特殊鋼などが開発した新材料はガリウムの50分の1程度の価格であるコバルトを多用することでコストを抑えた。新材料の販売価格は今後詰めるが、従来品の10分の1以下に抑えられる見通しだ。従来品より割れにくくし、加工の際も壊れにくくなったという。「キリンマグパワー」のブランド名で数年内の発売を目標にしている。
 磁歪材は磁力を加えると変形する材料。反対に磁歪材に力を加えて変形させると、材料内部の磁束が変化する。この磁束の変化をコイルを通じて電気に変換する原理を使い、振動による発電ができるようにする。
 東北大や弘前大学と共同開発した新材料を使った振動発電装置を昨年から自社工場にある機械のモーターに取り付け、センサーの電源として試験的に使い始めた。センサーの作動や無線でデータを送信するための電力として利用しているが、従来品同様の発電ができているという。併せて複数のメーカーなどにもサンプルの提供を始めている。
 同材料を使った発電装置を使うことで購入電力量を減らし、一定期間ごとに交換が必要な電池が不要になる。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」によりセンサー需要が高まるとみており、新材料の導入を売り込んでいく。振動発電は工場のほか、橋や道路、振って遊ぶおもちゃなどでの活用が想定される。
 今後は発売に向け、振動の大きさと発電量との関係を精緻に分析する計画だ。』