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住友金属鉱山(株)【5713】の掲示板 2018/08/10〜2018/11/14

〔NY金〕小反落(13日)

 【ニューヨーク時事】13日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米中の貿易摩擦緩和に向けた協議の行方に警戒感がくすぶる中、需要減退懸念などから売りが優勢となり、小反落した。中心限月12月物の清算値は前日比2.70ドル(0.22%)安の1オンス=1208.20ドル。
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は13日までに、米国が中国との貿易摩擦緩和に向けた閣僚協議の再開を打診していることについて、11月の中間選挙を控えてトランプ米大統領が政治的な圧力を受けていることが背景にあると報道。これに対し、トランプ米大統領は「ウォール紙は間違っている。米国側は中国側と合意するための圧力にはさらされていない。中国側が米国側と合意するための圧力にさらされている」とツイートした。これを受けて、米中による「貿易戦争」回避に向けた通商協議が依然難航するのではないかとの懸念が浮上。両国間の摩擦が激化すれば、金塊需要も減退するとの見方が強まり、金に一時的に売り圧力がかかった。
 ただ、朝方に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)が全体、コアともに市場予想を下回ったことを受けて、外国為替市場では対ユーロでドル安が先行。ドル建てで取引される金塊などの商品に割安感が生じていたことから、この日は買いも入りやすく下値は限定的だった。
 金塊現物相場は午後1時31分現在、3.065ドル安の1202.980ドル。

(2018年09月14日 04:36)