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住友金属鉱山(株)【5713】の掲示板 2018/11/15〜2019/03/20

〔NY金〕小反落(13日)

 【ニューヨーク時事】13日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、世界的な株価の持ち直しや対ユーロでのドル上昇に押され、小反落した。中心限月2月物の清算値は前日比2.60ドル(0.21%)安の1オンス=1247.40ドル。
 中国商務省の高峰報道官はこの日、米国との貿易協議に関する作業の進展を報告。米国産大豆の購入を確認したほか、エネルギーや自動車分野でも米産品の輸入を拡大する方針を明らかにした。これを受け、通商問題で対立する米中両国の歩み寄りに期待が高まり、この日は世界的に株価が持ち直し。また、欧州中央銀行(ECB)がこの日、来年のユーロ圏経済の成長率および物価予測を小幅下方修正したことで、外国為替市場ではドル買い・ユーロ売りが進行。対ユーロでのドル高も金塊には重しとなり、相場は早朝ごろから1250ドル割れの水準で軟調に推移した。
 ただ、来週18、19両日の連邦公開市場委員会(FOMC)開催を前に投資家の様子見姿勢も強く、下値は限定的。金塊は金利を生まない資産のため、金融引き締め局面では投資先としての魅力が薄れる傾向にあるが、連邦準備制度理事会(FRB)が今回のFOMC後に示す最新の金利見通しで来年の利上げ想定回数が減るのではないかとの思惑が相場を支えた。
 金塊現物相場は午後1時37分現在、2.295ドル安の1242.470ドル。

(2018/12/14-05:33)