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平田機工(株)【6258】の掲示板 2017/03/07〜2017/04/18

 キャノントッキが2017年も蒸着装置を2倍に増産、更に、今後も増産体制拡充と。(日刊工業新聞)
 
 有機ELプロセスでは蒸着装置が最も高価な装置なので、キャノントッキと共同生産している平田機工にも2017年有機EL関連だけで受注倍増(約400億円程度:2017年3月現在約200億円受注見込み)の朗報。
キャノントッキが「装置市場は今後3年間は堅調」に推移と。

>>2017年03月23日
 キヤノントッキ、蒸着装置を2倍に増産、今後もさらなる増産体制を適宜整える
 日刊工業新聞 政年 佐貴惠

 キヤノントッキ(新潟県見附市、津上晃寿会長兼最高経営責任者)は、有機エレクトロ・ルミネッセンス(EL)パネル製造向け真空蒸着装置の年産能力を引き上げる。2017年の生産台数は、16年比2倍の10台超になるとみられる。グループの拠点を活用し能力を上げる。

 同社は有機ELパネル向け蒸着装置で市場をほぼ独占しており、16年度に増産体制を敷いたばかり。スマートフォンへの有機EL採用をにらみ、一層の増産対応で優位性を高める。

 (途中省略)

 これに伴い真空蒸着装置の生産方式を標準化する。これまでは受注に応じて個別に生産していた。標準化によって分散生産しやすくするとともに、生産リードタイムも従来比3割以上の短縮を目指す。

 有機ELは17年に米アップルがスマホ「iPhone(アイフォーン)」の一部モデルへの採用を検討。これによって販売が一気に増えるとみられる。スマホ向け有機ELパネルは、現時点では韓国サムスンディスプレイのみが量産している。

 ただ米アップルなどの要請を受け、韓国LGディスプレイやジャパンディスプレイも量産開発をしている。中国の大手パネルメーカーも参入をもくろんでおり、アジア企業を中心に設備投資が活発化している。

 キヤノントッキでは今後3年程度は装置市場が堅調に推移するとみている。今後も需給状況に合わせて増産対応を続ける方針だ。