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平田機工(株)【6258】の掲示板 2017/04/19〜2017/05/16

 平田機工の半導体生産設備関連の受注高・売上高実績についてコメントしておきます。

 特に、2017・3期1Q~3Qにかけて半導体生産設備の受注高は急増し、既に2016・3通期対比29%増になっており、4Qは毎年受注が急増しますので2017・3期通期では2016・3期比約88%増と予想し、2017・3期通期では400億円に近い受注が見込まれます。
 更に、会社説明会資料でも「当社の有機EL事業はキャノントッキ社と協同で蒸着装置を製造しており、この実績は高く評価され今後も継続受注が見込まれます」と言明している通り、「今年、キャノトッキの蒸着装置の生産能力を倍増する」(津上キャノントッキCEO)との情報も併せて、有機EL用生産設備を中心として半導体生産設備関連の受注は急拡大すると予測します。

 半導体生産設備関連の売上高も好調な受注に支えられて2017・3期1~3Qで対2016・3通期比41%増を達成しています。2017・3通期では会社計画では対2016・3期比94%増の310億円(自動車関連設備会社計画:290億円)となっています。特に、半導体生産設備関連の売上高で最も大きな売上高占有率は言うまでもなく有機EL関連で占有率で58%と半分以上を占めています。
2017・3期のこの半導体設備関連売上高の急増が平田機工の利益の拡大に貢献しております(営業利益率:5.8%(2017・3期当初計画)→9.0%(2017・3期会社計画))。

 2018・3期では、有機EL関連設備の受注倍増と2Qから新規受注開始の電気自動車の通期売上寄与増期待が相まって平田機工の売上高は1000億円レベルが期待されます。

(参考)
2017・3期3Q時点:
(単位:億円)   受注高 :  売上高 :
有機EL関連  : 155 :  130 :
電気自動車関連 : 116 :   11 :