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北越工業(株)【6364】の掲示板 2018/08/12〜2024/03/07

米シェール、頭打ち予測
IEA、原油供給不足に警鐘 OPEC、影響力維持も
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【ロンドン=篠崎健太】国際エネルギー機関(IEA)は13日発表の世界エネルギー見通しで、原油の供給不足が将来、深刻化するリスクに懸念を示した。米国のシェールオイル増産は2020年代半ばで頭打ちになると予測。世界の原油開発の遅れも挙げ、今の投資ペースでは供給が需要に追いつかなくなる恐れがあると強調した。原油相場が長期で低位安定に向かうとの楽観論に警鐘を鳴らした。シェール開発が活発な米パーミアン鉱区の掘削設備=ロイター
米国では採掘技術の進歩で、地中深い頁岩(けつがん)層にあるシェールオイルの生産が10年ごろから活発になった。15年末には原油輸出を解禁し、世界の供給拡大の下支え役を果たしてきた。
米シェールオイルは当面は活発な増産が続きそうだ。エネルギー消費国で構成するIEAは中心シナリオとして、生産量が25年までに日量920万バレルとなり、現状の2倍強に伸びると見込む。南部の米最大鉱区パーミアンでパイプラインなどのインフラが整うのが追い風になる。米国は25年にかけて世界の原油供給の増加分の4分の3を占める見通しだ。
だがIEAは、その後は既存のシェール油田で資源枯渇が進み、生産性が下がるとみている。20年代半ばに伸びが頭打ちとなり「需要を賄うバトンを徐々に石油輸出国機構(OPEC)に譲り渡す」。30年代には日量150万バレル落ち込むとの予測を示した