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(株)ソルガム・ジャパン・ホールディングス【6636】の掲示板 2017/12/01〜2017/12/19

続き 

バイオマスの石炭混焼は、太平洋岸に面したゲレロ州ペタカルコ発電所で実証する。同国内最大規模の石炭火力発電所で、1~6号機が出力総計2100MW、7号機が出力700MWになる。同発電所の1号機で5%の混焼テストを約10時間実施(乾物重量約90tのバイオマス燃料を使用)し、問題がなければ段階的に24時間稼働に移行していく。

 1号機で5%混焼を1年間稼働する場合、乾物重量約9万t(収穫時約26万4000t)のバイオマス燃料が必要となる。CFEでは今後、段階的に1~6号機ごとにバイオマス燃料の混焼を推進し、最終的には30%の混焼(1~6号機の必要乾物重量約324万t、収穫時約952万9000t)を計画する。

 スーパーソルガムは、同発電所の半径100km以内の500haの圃場で栽培し、乾物重量約2万5000t(収穫時約7万3500t)のバイオマス燃料を収穫する。圃場に播種するスーパーソルガム種子は、SSMが現地販売代理店へ販売する。販売量は約3500kg、販売額は875万円になると試算する。SSMでは、今後、市場が拡大し、ビジネスチャンスになる可能性があると見ている。