寺崎電気産業(株)【6637】の掲示板 2017/03/29〜2022/11/07

国際協力銀、ブラジル油田開発に500億円融資
三井海洋開発が受注
金融機関
環境エネ・素材
中南米
2018/3/30 9:36
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　【ニューヨーク＝外山尚之】国際協力銀行（ＪＢＩＣ）と日本のメガバンク３行などは三井海洋開発がブラジルで受注した海底油田開発プラント事業に対し、９億8700万ドル（約1050億円）を協調融資する。ＪＢＩＣはこのうち半分を引き受ける。原油価格の回復でブラジルでの油田開発の機運が高まる中、日本勢の受注活動を後押しする狙いだ。
　30日にも発表する。対象となるのはブラジル国営石油会社ペトロブラスが発注したＦＰＳＯ（浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備）と呼ばれる設備の建設費用。民間からは３メガ銀を含む７行が融資に加わる。民間行による融資のうち一部については日本貿易保険が保険を引き受ける。
　事業には三井海洋のほか、三井物産と商船三井、丸紅、三井造船が出資する。海底油田の掘削には高い技術力が求められるため、受注による技術の蓄積が次世代資源の海底資源であるメタンハイドレートの掘削などに生かせるとの見立てがある。
　ペトロブラスはブラジルの政界汚職への関与が発覚し、格下げなどで資金調達環境が悪化している。ペトロブラスからの受注プロジェクトということで日本勢にとっても資金調達が容易でないなか、日本政府がＪＢＩＣを通じ後ろ盾となることで懸念を払拭する思惑がある。
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