(株)メディアリンクス【6659】の掲示板 2017/03/22〜2018/06/25
-
>>606
本当に詳しくないし、類推が入っていますのであまり信用しないでくださいね。
ソニーとMLが比較してどちらが安いかわかりません。
ただ、考えられるのは、放送業界のIP化は大きいといってもソニーのような大企業にとっては小さな市場なので垂直統合型で「すべてとりにいく戦略」をとると思います。また、ソニーは若干企業体質として、パートナーを業者扱いするところがあり、新興の自信のある会社は組みたがらないように思います。
一方、MLではジョンの戦略を読むと、MD8000という主力製品(伝送系(放送局内の仕組みとは別のサービス)を核に、様々なプレーヤーと組んで、放送局を支援していこうという風に見えます。また、一気に全IP化を進めるのは現在のシステムとの統合が必要で、そのトランジションのノウハウを持っているところが強みだと思います。
住友電工の事例のように、MLは小さな企業なので、最悪MD8000だけ売れるだけでもいいわけです。
ですから、ソニーが勝つかもしれませんが、今のネット時代はジョンのエコシステム戦略の方が強いと考えています(そう思いたいです)
4K放送とIP化投資ですが、全く流せないかどうかはわかりませんが、容量的に今のケーブルでは流せないので、4Kのためには「伝送系」は必ず必要だと思います。「放送局内」のIP化は現在の機器、コンテンツはアナログのため、投資は必須でないように思います。ただ、コスト的、業務的、かつライブ放送の映像の編集の容易性を考えると徐々に入れ替えないといけなので、徐々にシフトしていくと想定します。
そのシフトがしやすいような製品開発をしている点がジョンのうまいところだと思います。
もし参考になれば幸いです。
パス 2017年9月10日 08:49
>>605
kei さん
客観的で論理的な説明、ありがとうございす。(やっぱり詳しいですね。他の人の感情的なコメントとは違いますね。(笑))
MLにとっては、放送業界の本格的なIP 投資が始まる事は、スゴく期待できるニュースですね。
でもソニーがライバルだと手強いと思いますが、ML方式の方が放送局にとってはコストが安いわけですね。
そこに住友電工が注目したわけですね。
もうひとつ分からないことがあります。
放送局がIP化投資をしなければ、4K放送は流せないのでしょうか?