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(株)MCJ【6670】の掲示板 〜2015/04/27

http://a.excite.co.jp/News/product/20141215/Kakakucom_daily_1433.html

マウスコンピューターが2014年12月5日に発売した、スティック型Windowsパソコン「m-Stick MS-NH1」が話題を呼んでいる。液晶テレビやディスプレイのHDMI入力端子に端末を接続するだけで(電源は別途必要)、パソコンとして使用できるというユニークな製品だが、価格.comの「デスクトップパソコン」カテゴリーにおける売れ筋ランキングの順位では、発売からわずか3日で1位を獲得するという人気ぶり。価格.com上では本製品をどう活用するかといった意見やアイデアが続々と寄せられており、ユーザーの使用レポートが注目されている。
「m-Stick MS-NH1」は、幅が100mm、重さが約44gのスティック型パソコン。「Windows 8.1 with Bing」を搭載しており、HDMI接続で液晶テレビやディスプレイに接続すれば、パソコントして使用することができる。最大1.83GHz駆動のクアッドコアCPU「Atom Z3735F」や2GBメモリー、32GB SSDを内蔵し、タブレット並みのスペックを備えた。外部インターフェイスとしてUSBポートやmicroSDXCカードスロットを装備しており、キーボードやマウスを接続したり、外部ストレージの拡張も可能だ。無線通信の規格は、IEEE802.11 b/g/nとBluetooth 4.0に対応。本体サイズは100(幅)×9.8(高さ)×38(奥行)mmだ。
「価格.comトレンドサーチ」で見ると、「デスクトップパソコン」カテゴリーにおける売れ筋ランキングでは、本製品「m-Stick MS-NH1」は発売された12月5日から3日後の12月8日に早くも1位を獲得。アクセス数も増加しており、12月12日にはピークの10,865PV/日に達した。17164製品の登録がある「デスクトップパソコン」カテゴリーでは、久々のヒットとなっている。最安価格は19,800円だ。
すでに本製品に対するユーザーレビューも1件が投稿されており、満足度はカテゴリー平均の4.20を大幅に上回る満点の5.00。レビュワーの使用レポートによれば、「メインのPCで重い処理やビデオ編集などを行い、こちらではメールやネットサーフィン、オフィス系処理を期待したところ、「メール送受信、ネットサーフィン、オフィス系処理、YouTubeも問題なし」とのことだ。また、「現在居間のテレビに接続しているが、無音なことと電力も食わないことから常時起動」「これだけのことができるデスクトップパソコン!?を2万円で入手できたことに感謝」と、扱いが手軽で低価格であることも評価されている。
レビュワーのレポートにもあるように、決して高性能ではないが、使い方次第ではかなり使えそうな本製品。クチコミでは、本製品をどう活用するかについて、さまざまな意見が投稿されている。ユーザーの活用例を見ていくと、「リビングのテレビに接続して手軽にインターネット楽しむ」「手軽にHDMI端子に挿入して、ネットサーフィンやメールチェックをする」「正月に親戚一同が集まって写真をスライドショーで楽しむことも」など、主にリビングのテレビを簡単にネット対応にするようなアイデアが寄せられていた。
同様の使い方はタブレットでも可能だが、これについては、「タブレットは小さいとはいえポケットには入らないし重い。USBやHDMIがフルサイズでなかったり、HDMIがついてない機種も多い」と本製品の優位性を説明するユーザーや「どこにあるテレビやディスプレイでも自分のPCが使えるのが魅力」という意見が見られたように、本機のアドバンテージは大きそうだ。また、「録画機能が入ったテレビにこのデバイスを組み合わせれば、安価にテレビ一体型パソコンと似たようなことができる」との意見もあった。
コンパクトなパソコンはこれまでにも他社から多数発売されてきたが、本製品のように、スティックタイプでポケットにも収まる形状のものはこれが初。スペック的にはタブレット並みであるが、「Windows 8.1 with Bing」を搭載して19,800円という価格の安さも人気の理由。ちょっと試しに使ってみたいという気にさせる製品であり、今後このジャンルの製品がどこまで普及するかに注目したい。