ウインテスト(株)【6721】の掲示板 2018/01/17〜2018/07/04

ウインテストの製品もテラダインなどの大手の製品も、機能的にはそこまでの差違はなく、かなりコストを抑えられるって言う人がいますけど、問題はそこじゃないんですよ。量産時にデバイス検査のTATを如何に短くするかが大事。皆そこに血道を上げているわけです。「グレードアップ新機種WTS-577HS　I/Oピン1.0Gbps I/O」ってあるけど、MIPIのビットレート上限が1.0Gbpsっていつの時代の話だよですな。M-PHY対応もマルチサイト化もDチャネルのI/O速度も然り、どれも数世代前のスペックなわけで、大規模な生産ラインへ投入できるかというと難しいところ。ミドルウェアにしてもTeradyneの IG-XLみたいな便利なのがあるわけじゃないですしね。せいぜい試作・パイロットラインに細々と使われるくらいではないですかね。海外の提携会社もいつのまにやら台湾だけになってますな。韓国や米国などの提携先はどうなったん?
まあ、それでもニッチとはいえ市場はあるわけですから、がんばって欲しいものですな。