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パナソニック ホールディングス(株)【6752】の掲示板 2018/01/11〜2018/02/07

パナソニックが強気、脱「テスラ依存」の勝算 トヨタとの電池協業発表で姿勢が大きく変化
(東洋経済オンライン / 2017年12月16日 8時0分) 抜粋

家電から自動車へ――。パナソニックは、社運を懸ける車載電池で攻めの姿勢を強めている。

■トヨタがほれたパナソニックの電池競争力
トヨタの豊田章男社長は発表当日の記者会見で、「車の電動化のカギとなるのは電池だ。競争力のある電池を開発して、安定供給することが重要」と語った。その競争力をパナソニックに見出したということだ。
現在パナソニックは、電動車(EV、PHVなど)向け電池の世界シェアで16.5%と首位に立つ(2016年、テクノ・システム・リサーチ調べ)。性能についても、世界からの評価は高い。EV開発で遅れ気味のトヨタがパナソニックを自陣営に入れることで、その性能を大きく左右する電池の開発や調達の競争力を高める狙いがありそうだ。
(中略)
パナソニックにとっても、うまみがある。車載事業は今後の成長戦略の中核を担うからだ。目指すのは、自動車部品メーカーとしての世界トップ10入り。2021年度の部門売上高は2.5兆円と、2016年度の実績からほぼ倍増させる計画だ。そのための投資も惜しまない。2015~18年度までの4年間で1兆円の戦略投資枠を設け、大半を車載向けにつぎ込む計画だ。
(中略)
かつてのパナソニックは、トヨタのHVへ電池を供給する”下請け”に甘んじていた。ただ、今回の提携について津賀社長は、「われわれはサプライヤーという位置づけだが、できるだけ対等な関係を築いていきたい」と強調する。
パナソニックがここまで強気に出られる背景には、世界中でEV開発の機運が高まる中、安定的に調達できる高性能の電池を車メーカー同士が奪い合う現実がある。加えて、テスラへの供給で培った実績と箔もある。パナソニックは、テスラ、トヨタと対峙する三角関係の中で優位な立場を守り続けられるか。それが、車載電池の覇者となる条件だろう。

パナソニックの今後の方向性が少しずつ固められつつある様子ですね。
早くに具体的で実質的な実りを出してもらいたいものです。