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シャープ(株)【6753】の掲示板 2018/01/10〜2018/01/12

「特許は国力のようなもの」--シャープが取り組む「5G」の特許戦略
(シャープ 研究開発事業本部 通信・映像技術研究所 副所長 兼 第一研究室長の今村公彦氏 )

日本では2020年のサービス開始が予定されている、次世代のモバイル通信規格「5G」の一部標準化が間もなく完了を迎える。そして、現在進められている3GPPでの標準化作業に積極的参加し、なおかつ4Gでも多くの特許を保有している日本企業の1社に挙げられるのが、実はシャープなのである。
その5Gの中で、5Gと4Gのネットワークを併用する仕組み「Non-Standalone」の標準化作業が、12月21日に完了する予定だ。この標準化作業が完了すれば、2020年の5Gサービス実現も現実味を増すだけに、通信業界では非常に重要な意味を持つ。

 そしてこの5Gの標準化作業に、積極的に参加している日本企業の1つがシャープである。今村氏によると、シャープは4Gの時からすでに3GPPでの標準化作業に参加しており、世界各国の企業が持つ4Gの特許のうち4%、日本企業の中ではシャープとNTTドコモが特許保有数を牽引している。

「スマートフォンと4Gの時の関係と同じだ」と答えている。すでにコネクテッドカーなどの分野で自動車業界に通信技術が入り込んでいるが、5Gではそうした動きが一層加速し、スマートフォン以外のデバイスで5Gの利用が大きく広がる可能性が高い。もしそうしたデバイスに対して通信技術を組み込もうとした時、特許を持っていなければ、3Gの時代の端末開発で苦しんだのと同じ特許紛争に再び悩まされてしまう。それゆえ新しいデバイスを開発する上でも、先んじて通信に関する基礎技術の特許を獲得することが、ビジネス戦略として重要になってくる。
実際シャープはNTTドコモと、5Gのネットワークを活用して8Kの映像を12チャンネル転送し、シャープの8Kディスプレイに表示する実証実験を実施。「8Kはデータ量が大きく、現時点において衛星放送では1チャネルしか放送できないことから、実は8Kと5Gは親和性が高い」と今村氏が話すように、シャープは5Gを、スマートフォンにとどまらない、広いデバイスへと活用することを検討しているようだ。
https://japan.cnet.com/article/35112132/

次世代通信規格5Gがビッグデータ活用のAIの進化、高度医療(病理の診断や手術の技術向上のための高精度画像活用)、メディア、ロボティクス、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、インフラ遠隔メンテ、車載センサーを活用した自動運転技術、コネクテッドカー、音声操作スマートホームなどなど次世代高速通信5Gの可能性は、無限に広がる。

頑張れ!AIoT・8Kエコシステム!テリーゴーHAYAKAWATOKUJI親衛隊!!!