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(株)メイコー【6787】の掲示板 2018/06/02〜2018/07/04

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dor***** 強く買いたい 2018年6月15日 11:44

 プリント配線基板のメイコー<6787.T>が浮上の動きを強めてきた。好実態を評価する展開となっており、週足チャートは13週移動平均線と26週線のゴールデンクロス(GC)を達成。車載向け、スマートフォン向けともに需要が高まっており、為替市場の円安傾向も追い風となる。追撃買い妙味は大きそうだ。

 メイコーはプリント配線板の国内大手。自動車向けの車載とスマホ向けが2本柱となっている。一層ごとに積層、加工、配線を繰り返す多層構造のビルドアップ基板の需要が高まっている。今3月期も車載、スマホの両輪が堅調に推移するとみられる。

 連結売上高は1180億円(前期比8.7%増)、営業利益は82億円(同10.0%増)を計画。営業利益の成長率は前々期の74.1%増、前期の28.8%増に比べて鈍化するが、これが今期の業績予想を1ドル=106円で想定しているため。

 前期実績は110.66円であり、4.66円の円高による為替差損が織り込まれている。為替市場は米朝問題に揺れながらも、足元は110円台で推移。前期比での為替差損は計上されない状況となっており、会社側の業績前提に保守的な印象が強まってきている。

 プリント基板業界は、自動運転技術や安全運転技術の進化によって自動車の電装化が進んでいることで、車載向けの市場が拡大している。スマホ市場は日本でなじみのあるアップルやサムスンが停滞しているものの、HuaweiやXiaomi、Vivoといった新興メーカーが成長して市場は拡大を続けている。事業環境は良好で、高いシェアを握るメイコーの業績も中期的に拡大を続けそうだ。

 株価は2017年以降、上昇トレンドに入って水準訂正を果たしたが、PERはまだ10倍で割高感を議論する状況にはない。当面は昨年11月に付けた2735円を目指す展開となりそうだ。そこを抜ければ青天井となりいずれは2006年につけた11850円が当然話題に
のぼることは必定である。