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アライドテレシスホールディングス(株)【6835】の掲示板 2018/03/03〜2018/03/06

以前、次世代ネットワークのSDNへの対応努力を産学連携で続けてきたアライドのビジネス爆発の可能性をお伝えし、ここの200円以下は誤差の内と申していました。産業界向けということでソフトバンクとの協業にフォーカスが当たっているようですが、これはほんの一例にすぎません。国策としての遠隔診療への取り組みの本格化の過程でも同類のニュースは出て来るでしょう。それと、自治体向けということでは、今回IRで報告されている伊丹市の取り組みも実は今後の波及効果に無視出来無いニュースと思っています。
伊丹市が、庁内LANおよび庁外拠点のネットワーク機器のリプレースを実施、限られた予算で導入費や保守費を削減しつつ、無線LAN環境の構築や、簡易なネットワークの設定変更が職員でできるソリューションの導入を考えました。そして、「安全・安心見守りネットワーク事業」を展開、 市内に1,000台の見守りカメラを設置し、ビーコン(高速道路や幹線道路上に設置されている無線による情報提供のシステム)と組み合わせ、子どもや認知症高齢者を見守る環境を整備。全国に先駆けたこの取り組みにより、すでに市内の街頭犯罪認知件数が減少するといった効果も出始めているとのこと。
このシステム構築のコンサルした「アイテック阪急阪神株式会社」は、社名からも分かるように、大株主が「阪急阪神ホールディングス」でグループ全体の事業戦略の策定や経営管理、経営資源の最適配分を行っており、関西圏を中心にその影響力は絶大です。その下でインターネット、社会システム、医療システム、ソリューション事業などを推進しているアイテックがアライドのパートナー企業となっていることは真に心強い限り。自治体向けビジネスはじめ伊丹市がモデルとなっての波及が大いに期待出来ます。アイテック社は伊丹市への取り組みで「従来のネットワークも安定はしていましたが、設定変更作業などで工数のかかる部分があり(ここがSDNに変わることで大きな変革が起こる)、可用性、保守性を高めつつコストも抑制するという要件を満たすため、新たなネットワークにはAMF対応のアライドテレシス製品をご提案しました」と言及しており、情報システム関係者に大いに関心を持たせることになるでしょう。将来性を見込みボロ株買いで目をつけたアライドとレカムどちらが先に4桁株価になるかを楽しみにデーンと構えています