レーザーテック(株)【6920】の掲示板 2018/04/26〜2018/11/09

**レーザーテックHPより抜粋**

◆第2四半期連結累計期間の業績報告
当社グループの主要販売先である半導体業界では、特に需給がひっ迫しているメモリーデバイス向けの設備投資が好調でした。また、中国資本および外資のデバイスメーカーが、中国内で多くの工場投資を計画しています。当社グループが参入しているその他の事業領域では、FPD（フラットパネルディスプレイ）業界において、有機ELパネルや大型テレビ用パネル向けなどの設備投資が拡大しました。

このような状況下、当第2四半期連結累計期間の業績は好調に推移し、売上高は、半期6カ月間の売上として始めて100億円を上回り、104億51百万円（前年同期比20.5%増）となりました。営業利益につきましては32億77百万円（同25.8%増）、また親会社株主に帰属する四半期純利益は24億15百万円（同25.9%増）となりました。売上、各利益いずれも半期6カ月間の過去最高額となります。

今後の見通しにつきましては、通期で売上高210億円、営業利益50億円、親会社株主に帰属する四半期純利益38億円を見込んでおり、期初の業績予想から変更はありません。

◆第2四半期連結累計期間の受注に関して

当第2四半期連結累計期間の受注高は、前年同期比2倍以上の281億16百万円となりました。半導体関連の新製品の大型受注が牽引し、これも半期6カ月間の受注として過去最高額を達成しました。

◆新中期経営計画フェーズⅢに向けて

当社は前期に、新中期経営計画のフェーズⅢを新たに設定し、このフェーズⅢの期間（2019年6月期～2021年6月期）において、大きく売上を伸ばし成長を推し進める計画を発表いたしました。

今後の半導体業界は、ビッグデータやAI、IoTなどの技術の進展に伴い大きな飛躍が見込まれます。今までは「シリコンサイクル」がありアップダウンの大きな業界でしたが、その波を越え長期間にわたり需要が高まる「スーパーサイクル」という言葉で言い表されるようにまでなりました。

当社はこの新しい波を捕らえながら、新中期経営計画フェーズⅡの最終年度に当たる当期に、当社がフェーズⅢで飛躍的な成長を成し遂げるための準備を着実に進めて、次なる飛躍の変曲点としてまいります。

種を蒔いた後の収穫の時期に入ります。