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(株)アイレックス【6944】の掲示板 2018/03/29〜2018/10/04

THE WALLSTREET JOURNAL
   ~~【5G覇権争う米中、巨額の利益はどちらに】:次世代通信でロイヤルティーや特許収入を狙う~~
By Josh Chin, Sarah Krouse and Dan Strumpf
2018 年 9 月 10 日 16:13 JST 更新

 モバイル通信の初期の波を主にけん引したのは欧米企業だった。今は次世代通信規格「5G」の実現が迫り、インターネットの利用の仕方が再び一変するとみられるなか、米国と中国の5Gを巡る覇権争いが本格化しつつある。
 両国の機器メーカーや通信業者は、現行規格の「4G」を最大100倍も上回る次世代無線ネットワークの実験・敷設を大急ぎで進めている。この取り組みには両国政府も関与しており、中国は特に攻勢をかけている。

 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の広東省深センにある本社に7月、幹部や研究者らが集まった。同社技術の1つが5Gの不可欠な一部に採用されたことを祝うためだ。同技術を発明したトルコ人科学者のエルダル・アリカン氏は大喝采で迎えられた。この勝利はファーウェイにとって将来の安定したロイヤルティー収入と競争力の確保を意味するものであり、5G技術の支配という中国の目標達成に向けた重要な節目となる出来事だった。

 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズのニュージャージー州ベッドミンスターにある研究所では先日、反射防止加工を施した窓が5Gの超高速インターネットの家庭内への伝送にいかに干渉する可能性があるかを、エンジニアがコンピューターの画面で確認していた。「ミセス・ヘッド」と呼ばれる頭の模型では、新しい無線装置の音質テストが行われていた。ベライゾンは昨年、11の市場で5Gの実験を開始した。ベライゾンの研究施設に近いニュージャージー州マレーヒルでは、フィンランドの通信機器大手ノキアのエンジニアが5G対応の「袖」をテストしている。これは工場の作業員がドローンを操作したり自分のバイタルサイン(脈拍、呼吸、活動量など)を測定したりするために、アームブレース(腕の補装具)のように装着するためのものだ。同社は2007年から5G関連の研究を行っている。
       ~ (以下 略)~