投稿一覧に戻る FDK(株)【6955】の掲示板 2017/09/12〜2017/09/19 1615 ノンノン 2017年9月19日 20:25 富士通研究所(川崎市)は 希少金属(レアメタル)のコバルトに代わって安価な鉄を使うリチウムイオン電池用の正極材料を開発した。 結晶構造を工夫して電圧をコバルト化合物並みに高めた。鉄化合物を使う電極は安全性が高いが、電圧が低いのが課題だった。電気自動車(EV)などの低価格化につながるとみており、2020年ごろの実用化を目指す。 リチウムイオン電池はリチウムイオンが電解液を通じて正極と負極の間を行き来して充放電を繰り返す。現在、正極にはコバルト化合物が主に使われている。 電圧の高低は正極材料の原子配列などに左右される。開発した正極材料は「ピロリン酸鉄リチウム」と呼ぶ化合物でできている。1つの鉄原子を6つの酸素原子が囲む結晶構造で、一部を酸素5つに減らすことで電圧を高めた。試作したコイン大の電池は電圧が最高で3.8ボルトと、従来の鉄化合物より1~4割向上した。鉄化合物は実用化されているが、ピロリン酸鉄リチウムは電池の性能を高めやすいとされる。 コバルトは電気自動車の蓄電池向けの需要が世界的に高まっている。一方で供給には限りがあり、この1年で国際価格は約2.5倍になった。富士通研は正極材料のコストを数百分の1以下に引き下げられるとみている。今後は高い電圧を長く維持できるよう結晶構造の改良を進める。 当然の流れで生産を FDKが、担当することになるとのこと そう思う21 そう思わない6 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
ノンノン 2017年9月19日 20:25
富士通研究所(川崎市)は
希少金属(レアメタル)のコバルトに代わって安価な鉄を使うリチウムイオン電池用の正極材料を開発した。
結晶構造を工夫して電圧をコバルト化合物並みに高めた。鉄化合物を使う電極は安全性が高いが、電圧が低いのが課題だった。電気自動車(EV)などの低価格化につながるとみており、2020年ごろの実用化を目指す。
リチウムイオン電池はリチウムイオンが電解液を通じて正極と負極の間を行き来して充放電を繰り返す。現在、正極にはコバルト化合物が主に使われている。
電圧の高低は正極材料の原子配列などに左右される。開発した正極材料は「ピロリン酸鉄リチウム」と呼ぶ化合物でできている。1つの鉄原子を6つの酸素原子が囲む結晶構造で、一部を酸素5つに減らすことで電圧を高めた。試作したコイン大の電池は電圧が最高で3.8ボルトと、従来の鉄化合物より1~4割向上した。鉄化合物は実用化されているが、ピロリン酸鉄リチウムは電池の性能を高めやすいとされる。
コバルトは電気自動車の蓄電池向けの需要が世界的に高まっている。一方で供給には限りがあり、この1年で国際価格は約2.5倍になった。富士通研は正極材料のコストを数百分の1以下に引き下げられるとみている。今後は高い電圧を長く維持できるよう結晶構造の改良を進める。
当然の流れで生産を FDKが、担当することになるとのこと