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FDK(株)【6955】の掲示板 2018/11/22〜2018/12/21

世界最高水準(*1)の高電圧 超小型全固体電池のサンプル出荷開始
~ 高電圧(3.0V)、高エネルギー密度を酸化物系SMDタイプで実現 ~

2018年12月17日
FDK株式会社

  FDK株式会社(代表取締役社長:大橋洋一)は、株式会社富士通研究所(代表取締役社長:佐々木繁)と共同で2017年2月に開発した高電位正極材料「ピロリン酸コバルトリチウム:Li2CoP2O7」を用いた酸化物系全固体電池を開発し、2018年12月20日からサンプル出荷を開始いたします。
 IoT機器やウェアラブル端末などさまざまな電池を搭載するアプリケーションが拡大、進展するなか、それらに適合するための電池に対する要求仕様はますます多様化しており、特に高エネルギー密度化や安全性向上に対するニーズが高まっています。これらのニーズに応える次世代電池として全固体電池は各市場から注目されており、当社は高エネルギー密度、高安全性、長寿命などの特徴を有する電池として、高電位正極材料「ピロリン酸コバルトリチウム:Li2CoP2O7」を用いた全固体電池の開発を進めてきました。
 今回、当社は高電位正極材料「ピロリン酸コバルトリチウム:Li2CoP2O7」を用いて高電圧出力可能な超小型全固体電池を開発し、サンプル出荷を2018年12月20日から開始いたします。
 また、本製品はSMD(Surface Mount Device:表面実装部品)タイプであることから、全固体電池をSMD部品化することにより、電子部品のひとつとして実装することができ、機器の小型化や実装コストの低減に貢献します。

[製品特長]]
(1)
小型 SMDタイプ
サンプル形状 (L) 4.0 x (W) 2.0 x (T) 2.0 mm
(2)
高電圧、高容量
高電圧 3.0V、高容量 140 μAh
(3)
高エネルギー密度
エネルギー密度 26 mWh/cm3
(4)
広い使用温度範囲
稼働温度範囲 -20 ~ +105 ℃
(5)
高い安全性、環境適合性
不燃性材料を使用。
安定した酸化物焼結セラミックスを使用(硫化物フリー)
以下   略