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(株)IHI【7013】の掲示板 2018/07/12〜2018/11/25

経営企画室長さま グッジョブ!


  この度の豪雨で大きな被害があった広島県呉市といえば、海軍工廠で有名な造船の町。つまりは、石川島播磨の創業ビジネスの聖地。そこに、気象災害対策の決め手、超高密度気象観測システム POTEKA が導入され始めた。

  POTEKAは、気象庁のアメダス(地域気象観測システム)を手掛けたIHIの戦略子会社、明星電気(群馬県伊勢崎市)が開発した小型気象計で、気温▽気圧▽相対湿度▽風向▽風速▽日射▽(降水の有無を検知する)感雨▽雨量-の8種類のデータを1分ごとリアルタイム送信。 http://www.potekanet.com/

 約20kmごとに設置されているアメダスが、ざっくりした情報を提供するのに対し、数キロごとに設置されるポテカはピンポイントの気象データが分かる。市内全域に避難勧告をするか躊躇されるような状況でも、特定地域だけなら(気象庁からの情報を待たずに)予防的に避難準備を案内できるようになるかも。少なくとも、遠く離れた気象情報ではなく、至近距離の観測データが分かれば住民はそれなりの準備もできよう。

 (誰でも閲覧できる)ポテカのWEBサイトを見る限りは、呉市にポテカが既に4基も設置されたことが分かる。当該自治体さんも、IHIも、何も発表していないが、俺は、大規模水害に見舞われた呉市に、IHIが子会社のプロダクトを提供して、社会的責任を立派に果たされたと、信じている。