日本プラスト(株)【7291】の掲示板 2016/04/08〜2017/07/10

>>519

既に述べましたように、Mexicoでの生産に係る懸念がこの会社の株価の重石になっているような気がしていますが、この過剰懸念が薄れつつあると読んでいます。

先日、ユニクロの柳井社長がアメリカ国内での生産はアメリカの消費者の利益にならないとの勇気ある発言をしましたが、そういうものの見方が同国内でも少しずつ説得力を増しつつあります。アメリカのいくつかの大企業がTrump大統領就任と前後して、アメリカ国内での工場立地などのお追従を発表しましたが、みんな後ろを向いてベロを出しているはずです。

Trump就任で、とりあえずのご祝儀相場に日本株もそこそこの恩恵を受けましたが、そのステージはそろそろ変化しつつあるのではないでしょうか。つまりTrumpが何を言おうが、良い製品を安く作ってたくさん販売し、利益を上げる会社が評価されることになっていくのではないでしょうか。

その際、Due diligenceということも知らないで何千億円も出費し、1兆円もの損失を出すバカな東芝のように、自ら新陳代謝能力を失い、既存組織の胡坐をかき続けた日経225に入っているような古い体質の会社は今後も投資家からそっぽを向けられ続けるに違いありません。

小型株の優位がまだまだ続くと私は判断しています。低いPER（5倍台）で、増益基調の続く日本プラストのような会社は評価されない方がおかしいと思っています。今、来期に最高益を更新する勢いの当社が2000円（1994年の高値）を突破するまで保有を続けるつもりです。