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(株)栄電子【7567】の掲示板 2018/04/07〜2018/08/31

300円狙い
株、半導体・機械に売り再開 貿易摩擦長期化に身構え
2018/7/4 12:46日本経済新聞 電子版
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 日本株が下げ止まらない。4日午前の日経平均株価は前日比161円安の2万1623円と、7月に入ってからの下落率は3%を超えた。米中貿易摩擦で世界景気が打撃を受けるとの懸念がじわりと強まり、摩擦の核心になりそうな半導体関連や中国需要に依存する機械といった外需株への売りが再燃した。海外ヘッジファンドが日本株の手じまい売りに傾くとされる相場水準も迫っている。

 下げが目立った業種の1つは半導体関連。「中国の裁判所が米半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジーの一部製品について国内販売の停止を命じた」と伝わったのがきっかけだ。

 半導体は中国が国内産業育成の重点領域と位置づけ、長期的に海外製品のシェアの押し下げを狙っている分野。販売差し止めがマイクロン以外にも広がれば、米半導体メーカーに製造装置や部材を納入している日本企業への影響も大きくなりかねない。4日午前の東京市場では東エレクやディスコが年初来安値を更新。アドテストやSUMCOも5%近く下げた。

 もう1つは、中国向けビジネスが大きい機械株だ。4日午前は上海総合指数がじり安の展開となったことも警戒感を誘い、SMCやオークマが年初来安値を更新した。

 半導体株や機械株の下げは6月後半にいったん収まったかにみえたが、再びまとまった売りが出た。市場では「米中の『貿易戦争』の行方がさらに見通せなくなった」(藍沢証券の三井郁男・投資顧問部ファンドマネージャー)との声が聞かれる。投資家は貿易摩擦の長期化に改めて身構え始めた。

 日本株が当面、下値を探る可能性は高い。