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<only_yasterdayの”日本のカジュアルウェアー誕生秘話”>④
― 日本のカジュアルウェアーの元祖・石津謙介 ―
※翌1949年に日本カジュアルウェアーの元祖・石津謙介が船出する。
【1949年(昭和24年)】
<Fジャーナリズム>
「ドレスメーキング」創刊
<ファッション>
•洋裁学校急増(全国に約2000校、生徒約20万人)
<アパレル産業>
• 佐々木営業部(レナウンの前身)が神戸センター街にレナウン・サービス
ステーションを開設(紳士服を石津謙介、婦人服を田中千代が担当)。 -
<only_yasterdayの”日本のカジュアルウェアー誕生秘話”>③
― ”戦後の洋装化加速元年”は1948年(昭和23年)―
”戦後の洋装化加速元年”とも言うべきエポックメーキングな年が
1948年と思われるので、その年の出来事を「ファッション産業年表」
より抜粋してみた。
【1948年(昭和23年)】
<ファッション>
• 戦後初のファッションショー、東京・神田の共立講堂で開催(4月)
• スタイルブック全盛、 「暮らしの手帖」創刊
• 米軍の放出品出回る
• リッカーミシンが月掛け予約・月賦販売を開始
• 洋裁学校ブーム
• 新制大学に家政学部((服飾系)設置される
<ファッション小売業>
• 日本デパートメントストア協会(日本百貨店協会の前身)設立
• 洋装店(洋裁店)急増
•[西武百貨店]武蔵野デパートが西武百貨店に商号変更
•[松屋]松屋呉服店が松屋に商号変更
•[小松ストアー]小松商事が小松ストアーに社名変更
•[三愛]三愛商事を三愛に改組し、婦人服専門店に転換
•[銀座かねまつ]太陽堂靴店が「銀座かねまつ」に称号変更 -
<現在参戦中の銘柄>
●6537 WASHハウス
●6172 メタップス
上記2銘柄、来年用に仕込中。
以下は一度利確後に再度参戦中。
7172JIA、7148FPG、8922JAM -
<only_yasterdayの”日本のカジュアルウェアー誕生秘話”>②
前文「カジュアル言葉」のつづき
”情報発信者にとっては、これほど使いやすい言葉はないかも
知れないが、受信者側は、余程そしゃくして受信しなければ
ならないだろう。
ちなみに、「カジュアルマインド」や「タウンカジュアル」
など、カジュアルの付着する言葉は、この1年間、業界紙・誌
だけで、実に三百種類を超えて発信されている。そしてそれは
加速度的に増えつつある。”
以上だが、私がこの文を書いた1983年当時には、無論「渋カジ」
や「キレカジ」などという言葉はまだ存在していない。
尚、教科書によると渋カジは80年代の後半から90年代初めに流行
し、キレカジは渋カジのあとに登場したとある。 -
<only_yasterdayの”日本のカジュアルウェアー誕生秘話”>①
日本でカジュアルウェアーが誕生したのは今を去ること62年前の
昭和29年(1954年)のことである。
このことはどの服飾史にも記述されていないが、紛れもない事実
ではある。
では、順を追って検証してみることにしましょう。
その前にわたしが33年前の昭和58年(1983年)に繊研新聞の投
書蘭に記述した”カジュアル”について再掲してみることにします。
「カジュアル言葉」
”カジュアルという言葉がある。昨今では、この言葉なしには情
報発信者の発信文が成立しないほどである。しかしこの言葉ほ
どあいまいに放置されているのも珍しい。
例えば、この言葉を「紳士服」で使うときは「ビジネスウエア」
との対比で狭義の意味(普段着、くつろぎ着)で使用する場合
が多く、「婦人服」で使うときには、広義の意味(服飾全般の
傾向)で使用する場合が多い。
このことについては、受信者側もある程度察知しているのだが、
最近ではその境界線さえ不明確になりつつある。 極端な場合、
同一紙・誌面において「カジュアル化傾向」と「カジュアル不振」
とが同居していることさえある。ましてや長期にわたって通読す
ると意味不明となることがしばしばある。”
次へ -
― 夢追い人・高田賢三の時代 ―
日経新聞の「私の履歴書」は今日から高田賢三氏。
高田賢三氏は”日本のカジュアル・ファッション時代”の
申し子として登場し、一世を風靡した時代の寵児だった。
高田氏が世に出た当初はまだ日本には「カジュアル」と
いう言葉さえ存在しなかったが・・・・。
さて、その時代へ翻って見てみることにしましょう。 -
ホルダーの皆様おめでとうございました。パルとご発展を願っております。
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こんな仕掛けだったのだな~~~~~! はははっ
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only_yasterday 2016年12月30日 01:13
>>31
<only_yasterdayの”日本のカジュアルウェアー誕生秘話”>⑤
― ”戦後の洋装化加速元年”は1948年(昭和23年)―
先に「戦後の洋装化加速元年”は1948年(昭和23年)」と書いたが、
このことを補足する記述が”戦後の流行史の傑作本「流行うらがえし」
(うらべまこと著)”にもあった。
以下はその記述から~
ー 洋裁店ブームの頃 ー
銀座八丁目にポツリポツリとあった23件が、昭和23年から5年にかけて
爆発的に増えてきた。23年組が「ルノアール」「オランダ屋」「片倉
日東サービス店」「米屋」「マッコーネル」「ボリオス」「ストック」
「カワムラ」の各店。
24、25年組は「マドンナ」「銀座シルク」「トリヰ」「レスポワール」
「ベラミ」「サンヨー」「マミ」「佐野屋」「ベル」「小松」など。
ここに挙げたのは、代替わりしょうと合併しようと、とにかく現在まで
姿を留めているものだから、中途でつぶれた店まで数えると無慮数十。
華々しい洋裁店ブームである。
東京都の衣料扱いの登録店は、22年には700軒だったのが、23年には
2400軒と1年簡に3倍半ふくれ上がったのである。
※この「流行うらがえし」、興味のある方は、昭和57年再刊ものより、
昭和40年発刊の初版本の方がお奨めです。巻末に付録として五つ折り
の”戦後服飾史年表”があるので。