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(株)ブイ・テクノロジー【7717】の掲示板 2017/08/16〜2017/08/25

 フレキシブルOLEDディスプレイに強敵出現か?2018年から量産開始。
「Trulyが2018年に「フレキシブルOLCD」の量産開始」:(注)「フレキシブルOLED」と異なる。

 従来のLCD製造ラインが使用できるので初期投資が必要なくなり、フレキシブルOLEDのような大幅な投資が不要となり大幅なコストダウンが可能なフレキシブルディスプレイが生産できるのが特徴。
 
 英国ケンブリッジ大学Cavendish研究所から発祥したPlasticLogic社より2015年2月にスピンアウトし設立されたたFlexEnable社と、ディスプレイを製造する中国のTrulyが技術移転とライセンス契約を締結したと発表した。今回の契約は、FlexEnableのフレキシブルOLCD(Oorganic Liquid Crystal Display)技術を、2018年からのTrulyの量産に採用する。
 OLCDは長寿命、高輝度、低コストの製造工程で大面積ディスプレイを実現できるディスプレイ技術として注目されている。また、フレキシブルディスプレイを採用した場合、曲率半径が30mm程度まで曲げることができるため、消費者向けの電子機器、スマート機器、自動車、デジタルサイネージなど、様々な分野での活用が期待されている。

 2016年12月に発表され、2017年1月の米国で開催されたCESに出展されたフレキシブルOLCDディスプレイ(注1)はプラスチック・シート上に有機トランジスタを使用して いることから、従来のガラス素材ディスプレイと比較して、4 倍薄く(0.3mm 以下で薄さ25μ㎡実現)かつ 10 倍以上の軽量化を実現しています。これらの特徴は、有機液晶ディスプレイ(OLCD) の堅牢性、大面積への柔軟な対応性を発揮し、ガラス・ディスプレイでは制約、制限さ れる部分にユニークさと設計上の自由度を提供し、FlexEnable は、曲率半径 3cm 以下の LCD ディスプレ イの実証を既に行っており、LCD ディスプレイの多様な利用方法に関する検証・妥当性 確認をこれらのパートナーにもたらしています。超薄、軽量、頑丈、長寿命かつ製品コンセプトに柔軟にフィットするフレッキシブルディスプレイで既存のLCD製造ラインとの互換性があり、ユーザ側の費用対効果を最大化する観点(有休FPD製造ラインの有効活用など)で「今日に おいて最もコストパフォーマンスに優れたフレキシブル・ディスプレイ・テクノロジー と言えます」とFlexEnable 社 CEO である Chuck Milligan 氏は述べています。

(注1)
◎自動車ピラー用湾曲ディスプレイ
◎円筒型12インチOLCDタイプディスプレイ
◎柱・壁面デジタルサイネージ向けディスプレイ
◎ストリート・ファニーチャ(椅子の背面にディスプレイ整列)
◎表面に市松模様の体裁で、ディスプレイを網羅したハンドバック
◎ウェアラブル端末

>>  Trulyは2018年に「フレキシブルOLCD」の量産開始
2017年 8月 15日 

 7月31日に、フレキシブルディスプレイとセンサー用有機電子装置を開発する英国のFlexEnableと、ディスプレイを製造する中国のTrulyが技術移転とライセンス契約を締結したと発表した。今回の契約は、FlexEnableのフレキシブルOLCD(Oorganic Liquid Crystal Display)技術を、2018年からのTrulyの量産に採用する。
(以下省略)