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(株)ブイ・テクノロジー【7717】の掲示板 2017/10/11〜2017/11/04

・次の日経電子版の記事を見て、つくづく思ったことは、Vテクノは、分割して、
現物所有者の裾野を広げることが重要ということです。
・日々の値動きがさほど気にならないくらいの少額の投資から始められることが肝要です。
・私は貧乏なので、資金効率を上げないとやっていけません。 
 だから、100株約2万円のVテクノ株なら、5%株価変動、1000円のマイナスは
誤差範囲にできないのです。
・私にとって、利益額より、勝率が最も大事なのです。
 数百円の利益でも、勝ちです。 90%以上の勝ちにこだわっています。

11月3日の日経電子版の記事抜粋です。

ミセス・ワタナベ、ヘッジファンドに屈す <=株式のミセス・ワタナベ

 「ミセス・ワタナベ」と欧米で称される日本人の個人短期投資家集団は、
女性だけではない。
筆者がセミナーで接するミセス・ワタナベはむしろ男性の方が多い。さらに外国為替証拠金(FX)取引だけでなく株式投資も手掛けている事例も目立つ。

 株式のミセス・ワタナベは、今年これまでほぼ一貫して売り方に回っていた。
今回、海外投資家たちが日本株買いに向かっても売りの姿勢は変わらなかった。
しかし、ここにきて、ついにヘッジファンドの継続的な買い攻勢に屈し、売りポジションの買い戻しに動き始めた。
・・・・・・
 「ミセス・ワタナベの売り対ヘッジファンドの買い」は、どうやらヘッジファンドの勝ちのようだ。しかし、そのヘッジファンドもしたたかだ。
実は利益確定売りのタイミングを虎視眈々(たんたん)と狙っている。
ミセス・ワタナベの売りポジションを締め上げたうえで、急騰したところで一転売り攻勢をかける戦略が透ける。

 ことほどさように百戦錬磨のヘッジファンドにとって、売りか買いか一方向に集中的に動く日本人集団は、格好の標的となりやすい。

 ミクロの日本企業の業績改善というファンダメンタルズ(基礎的条件)の追い風に「期待」の段階から真っ先に乗ったのもヘッジファンドだった。
対して日本人投資家は半信半疑だった。デフレが長引き、投資家マインドが極端に「守り」の方向へ傾いている。
セミナーでの質問も「株価がどこまで上がるか」より「下がるとすれば、どこまで下がるか」の方が多い。

同じ日本人として歯がゆいのは、日銀の買い支えを利用してうまく売り抜け、今回の株高の果実を得ている市場参加者が日本人ではない、ということだ。
・・・・・・
 結論から言うと、投資初心者が積み立てを始めた時期が、たまたま高値圏だと、その後不可避な調整局面に遭遇したとき「やっぱり投資は怖い」とばかりに解約に走ってしまう。
解約すべきか悩み眠れない日々をおくるケースも少なくない。
ゆえに高値圏から始めるときは、日々の値動きがさほど気にならないくらいの少額から始めることが「マスト」と筆者は考える。
入浴に例えれば、相場というホットな湯に入るときは適度の掛け湯から始めるべきだ、ということだ。
1年も「かけ湯」を続ければ、徐々にリスク耐性も醸成されるものだ。それから、本格的に湯につかっても決して遅くはない。

 現在の株高がトレンドとして確立するには、日本人の長期投資家の参入が不可欠だ。
ヘッジファンドに勝つための最大の武器を個人投資家は持っている。それは決算期に縛られない「時間」である。
ヘッジファンドは短期で結果を出せねば、損切りを迫られる。個人投資家はじっくり待てる。

 日本国債の市場では、日本人が日本国債を長期保有してきたので、ヘッジファンドが空売り攻勢を試みても日本人投資家の牙城を崩せず、
ついには「JGB=日本国債はウィドー(寡婦)・メーカー」とまでいわれた。

 一方、日本株市場は取引の場を提供するがプレーヤーは外国人ばかりということで「ウィンブルドン現象」といわれる。
日本株がヘッジファンドの間でウィドー・メーカーと呼ばれるのはいつのことか。当面は、海外投資家動向から目が離せない状況が続く。