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岡本硝子(株)【7746】の掲示板 2018/04/12〜2018/10/10

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ハク 強く買いたい 2018年7月14日 08:53

>>503

おはようございます。関係あるんです。

南極に素粒子のニュートリノを観測する「IceCube」という研究施設があります。
現在そこで5000個の丸い耐圧ガラス球(多分ドイツ製)の検出器が埋まってます。
それで素粒子のニュートリノを捕まえてます。
その捕まえたニュートリノを研究分析してます。
今回の記事はこの研究で新たな発見があった、ということです。

この「IceCube」施設、次世代用に「IceCube Gen2」建設が進められてます。
この時、上の丸い検出器に変わって、ラグビーボール状の耐圧ガラス球の検出器が使われます。この耐圧ガラス球がここの製品です(その名はD-Egg)。
上の検出器より優れたもので、千葉大学の吉田滋准教授と石原安野准教授が開発してます。

ニュートリノの研究分析が予定より早く進んでため、D-Egg実験を前倒しすることになったようです。 
このラグビーボール状の耐圧ガラス球「現状のガラス球より紫外光透過率を4倍に高めたガラスを開発したことに、海外のライバルグループから高い評価を得ている」そうです。

またこの検出器とは別の金属検出器では、江戸っ子1号グループの浜野製作所の金属が使われてます。
テレビで江戸っ子1号を見た吉田准教授が「深海8000メートルが大丈夫なら、南極氷中もいけるのでは?」と声がかかったそうです。

それで、この本番実験がいつから始まるか未定ですが、
この実験に関わる浜松ホトニクスの決算資料では、「2019年南極氷中実験用納品開始」
とあります。

総会時に質問ありまして、
「ラグビーボール状の耐圧ガラス球、生産開始してます。」とのことです。

研究成果がどんどん出れば、本番実験も早まると思います。
9月には学会で、吉田准教授、石原准教授、千葉大学ハドロンからこの発表があります。この関係のTwitterも開始しました。なんか加速してます。

ざっくりですが、長文すみませんm(_ _)m
良い週末をお過ごしください。