岡本硝子(株)【7746】の掲示板 2017/06/26〜2017/07/12

情報を自動車のフロントガラスに表示する新しい運転支援システムであるＨＵＤ（ヘッドアップディスプレイ）。
自動車用ＨＵＤ（ヘッドアップディスプレイ）関連の開発・製造を行ってい
るJAPAN ３D DEVICES株式会社自動車用ＨＵＤとは、自動車の速度やルート情報をフロントガラスに表示させることでドライバーの視線を大きく動かすことなく、情
報を読み取ることが出来る運転支援システムのこと。
同社ではＨＵＤを構成する部品のうち、基幹部品である凹面鏡
に加え光学系機器などの部品も製造する。欧州を中心に導入が進
むＨＵＤ市場に早期参入し、世界を見据えて事業の拡大を狙う。

急成長する市場
同社の強みは、ミクロンオーダーと呼ばれる高度なガラスの曲面
加工技術。この技術によって、世界初の高精度な薄板３Ｄ形状ガラ
ス製品が誕生する。
これまで、ＨＵＤ用凹面鏡は、主にプラスチックが用いられていた
が、耐熱性やコスト面に課題があり、薄板で３D形状のガラス製品
へ要望が高まっていた。
同社は、ガラス製ＨＵＤ用凹面鏡を武器として、新たなニーズに応える。
自動車用ＨＵＤは、2020年には1,000万台を超えて搭載率が10%
に近づくと予想されている急成長市場。（現在はごく一部の車種・
グレードにのみ搭載）同社は、量産体制を早急に確立し、拡大する
市場と共に飛躍的な成長を目指している。
“確かな技術”で世界をリード