ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

キヤノン(株)【7751】の掲示板 2017/06/10〜2017/06/26

>>842

本日、6月23日(金)

キヤノン電子製の人工衛星を搭載したロケットが、今日、打ち上げられた。
http://www.isro.gov.in/launcher/pslv-c38-cartosat-2-series-satellite

◆2017/06/23(金) 14:27 日経速報ニュース
「キヤノン本体に頼らない」 子会社が挑んだ宇宙

ISROは23日、キヤノン電子の人工衛星を搭載したロケットを宇宙へと打ち上げた。日本時間の午後0時59分に発射し、無事、軌道に乗ったとみられる。キヤノングループにとって初の試みとなる宇宙事業。子会社のキヤノン電子は、グループの既存事業の枠を飛び越えて、未知の市場、宇宙へと挑む。

午後0時59分、キヤノン電子の東京本社では、担当者らが祈るような気持ちでロケット打ち上げの中継映像を見ていた。「3、2、1、0!」のカウントとともに、定刻通りインドから宇宙へと打ち上げられたロケットは、無事に軌道に乗ったようだ。キヤノン電子製を含む30個の人工衛星が切り離され、宇宙空間へと放たれた。

同日発射されたロケットには世界14ヵ国から計30個の小型人工衛星が搭載されていた。
キヤノン電子は今回、人工衛星を構成する主要部品の6割を内製した。2年間の実証期間を経て、宇宙からでも十分な性能を得られることを実証。衛星本体の販売や衛星画像データ販売などのビジネスにつなげる。

今後は、「100%内製化」でコストを抑え、従来の大型衛星の数十分の1のとなる1基10億円以下での販売を目指す。
キヤノン電子の酒巻久社長は「これからは宇宙事業を主力ビジネスに育てる」と力強く語る。30年の目標は、宇宙事業だけで売上高1000億円。宇宙関連市場への期待の大きさと同社の自信がうかがえる。

酒巻社長の在任期間は今年で18年。宇宙事業への参入は社長就任直後からの夢だったという。デジカメやプリンターなど、キヤノンが主戦場とする市場の成熟が顕著になるなか、新規事業の展開は今や喫緊の経営課題となった。今回の人工衛星打ち上げ成功は、キヤノン電子にとって宇宙事業の一歩にすぎない。事業化という次なるステージへの展開に、キヤノングループ全体からも期待が集まっている。

6/23(金)3,883 前日比+8(+0.21%)