キヤノン(株)【7751】の掲示板 2018/07/10〜2018/07/26

今回の米中戦争は、将来を見据えた戦いであり、トランプ政権の
正しさが時間をかけて評価される日が来るに違いないと思うこの頃である。
2007年に於けるＧＤＰでは、日本が追い抜かれ、そして2017年後半には
欧州のＧＤＰを追い抜きそうな勢いだ。
そして、間違いなく2025年から数年後には米国が追い越される危機感が、トランプ政権を
動かしたといえる。
トランプの政策は、大きく分ければ二つだ。一つは規制緩和だ、もう一つ地政学的リスクに
対抗する覇権だ。
今回の戦争には、必ず負け組と勝ち組が出るのは間違いない事実なのだ。もう既に
中国.ドイツ.韓国の経済圏が出来つつある。そして対峙する経済圏は米国.日本.台湾勢だ。
だが、これには都合の良い対図である。中国にとっては日本の半導体技術なくして、
世界制覇はないのだ。またドイツも技術移転の問題など中国に対して不満を漏らす。
日本にとっては、漁夫の利を得る大きなチャンスでもある事を、投資家は喜ばねばなるまい。
中国の米国からの貿易黒字は36兆円にも上る計算だ、これは米国のＧＤＰの2％にあたる。
わかりやすく言えば、米国民の年間の所得の2％が、中国に移転している事実なのだ。
これは、なんとしても2025と同じように阻止しなければならない。
アメリカからの技術輸出がとまれば、中国は半導体製造技術は日本に頼らなければ
やっていけないことになる。
そこに、技術立国である日本の生きる道があると私は考えるのだ。

人生いろいろ