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南海プライウッド(株)【7887】の掲示板 2015/04/29〜2023/12/29

>>247

(247からの続き)

失敗は失敗として、
誰がどう責任を取るのか、それは横に置いておいて、
会社と企業価値の将来を考えたら早期に判断が必要なのでは、そう感じます。

決算資料(下線で強調されている箇所)の(4)事業等のリスクに関する説明によると、
『フランス子会社のNP ROLPIN SASに対して、(中略)、当社の個別財務諸表に計上しております子会社株式1,820百万円に対する評価損及び貸付金1,151百万円に対する引当金等の計上処理を行う可能性があります』とあります。

最悪のケースを想定して、全額が損失になったとした場合、18.2億+11.5億 = 29.7億円

仮に29.7億円の自己資本が消えたとしても、2017年度3Q末時点での南海プライウッドさんの純資産は178.5億円(一株当たり純資産18,454円)ですので、178.5億 - 29.7億 = 148.8億円 (一株当たり純資産15,383円)

29.7億円というのは、会社の経常利益の2年~3年分に相当する巨大な金額ではあります。
本日(2018/2/15現在)のPBR0.33に対して、
仮にこの試算で単年での大赤字を出して、大幅に自己資本を減らしてもまだPBRは0.40です。

今期予想のPERで見た場合も明らかに割安なんですが、多くの投資家にとっての懸念事項はフランス事業だと思います。このままこれからもずっと「事業等のリスクに関する説明」にフランス事業の事が記載され続け、ダラダラと赤字と不安が流れ続けるくらいであれば、早急に思い切った処置をしていただくのが皆のためになるのではないでしょうか。

以上、株価低迷にしびれを切らしている一個人投資家の意見です。